浮気占い:夫や妻に浮気されたあと、関係を続けられるかを夫妻宮で見る
夫や妻に浮気されたときの紫微斗数の占い方。夫妻宮の構造、遷移宮の外での暮らし、田宅宮と福徳宮がまだ持ちこたえているか、大限と流年が出来事を表に出したのかを見ます。続けるか離れるかを決めるのはあなたです。
夫や妻、パートナーに浮気されたとき、紫微斗数(しびとすう)の占いは、まだ愛しているかには答えられず、この関係を続けるべきかを言い渡すこともしません。見られるのは、もう一本の線が本命の夫妻宮の構造に根を持っているのか、それとも流年(年運)が古い境界線を崩しただけなのか。そして、この関係の中であなたがまだ眠れるか(福徳宮)、この家にまだ住み続けられるか(田宅宮)です。どの組み合わせのサインが見えるかで、続けるか離れるかの傾きが分かります。
本命の構造か、流年の一時的な出来事かを分ける
本命の夫妻宮は、二人のふだんのつきあい方を表します。廉貞星(れんていせい)がここにあると、気持ちが濃く探り合いも多く、課題となるのは互いの境界線ですが、外に誰かがいるという意味ではありません。貪狼星(どんろうせい)が入ると新鮮さを重んじ、関係が平凡なまま長く続くと息苦しくなります。天姚星(てんようせい)・咸池星(かんちせい)が夫妻宮にあるのは、場での引力が目立ちやすいことを示すだけで、副星一つで相手を浮気だと決めつけることはできません。
夫妻宮の対宮は官禄宮です。太陽星(たいようせい)や貪狼星が官禄宮にあると、仕事の場ですぐに人と親しくなり、仕事のことを家に持ち帰りがちです。官禄宮に桃花星(恋愛運の星)があっても浮気を意味するわけではなく、対宮が熱いので、夫妻宮が付き合いの予定で乱されやすいということです。夫妻宮が空いていて官禄宮の星を借りる人は、結婚生活を協力と分担のように過ごし、恋愛の比重がもともと軽いことがあり、そこに流年が当たると、もう一本の線がとりわけ目立って見えます。
次に時期を見ます。流年の夫妻宮が化忌、桃花星、煞星(さっせい、凶星のこと)に当たった年は、打ち明ける、別居する、決まりごとを話し合い直す、といったことが起こりやすくなります。問うべきは、その年がもともとあった亀裂を表面化させたのか、同じ癖がまた出ただけなのか、です。10年のテーマと旧暦の一年のリズムを分けて読む方法は、大限と流年の見方をご覧ください。
遷移宮は外での暮らし、田宅宮は家にまだ住めるか
遷移宮は夫妻宮の三合の一つで、外に出たあとの暮らしが別の世界になっていないかを見ます。太陽星や貪狼星が遷移宮にあると外でのつながりが速くできます。太陰星(たいいんせい)が遷移宮にあると、外の関係に感情が絡みやすく、引き戻せるかどうかは、この宮が化忌につかまれているかで見ます。遷移宮が空いているときは向かいの命宮の星を借りるので、外での様子は家とあまり変わらず、別人になったわけではありません。
子どものいる家庭なら、子女宮も一緒に見ます。子女宮は子どもそのものと、あなたの子どもへの関わり方を表し、もう一つの関係とは関係ありません。子女宮の対宮は田宅宮なので、子どもをどうするか、誰がそばにいるか、どこに住むかが、浮気そのものより先に、これからの暮らし方を決めることがよくあります。
田宅宮が問うのは、この家に二人がまだ住めるかです。田宅宮に化忌があると、家の修繕、寝室を分けること、どちらが先に出ていくかが主な話になります。田宅宮はまだ安定していて夫妻宮がすり減っているなら、気持ちは壊れていても家と日々はそのまま続く形がよくあります。二つの宮が同時に問題を抱えると、別れはまず住まいから始まり、まだ愛しているかの話までたどり着かないことが多いです。
福徳宮は夫妻宮の三合のもう一つで、一人のときにこの件を下ろして休めるかを問います。福徳宮がまだ休めるなら、決まりごとを書き直す力が残っています。福徳宮に化忌がある、あるいは地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が近いと、この件が頭の中で繰り返し再生されて眠れなくなり、とどまってもすり減るだけになりがちです。相手が変わるかどうかは相手の命盤で見るもので、自分の夫妻宮で相手の次の一手を推し量るのは、問う場所を間違えています。
四化はどの宮に入っているか
四化が示すのはどの宮が特に照らされているかで、吉凶の一覧ではありません。化忌が夫妻宮に入ると、この宮が強くつかまれます。昔のことを蒸し返す、相手に打ち明けさせる、同じ境界線の問題が繰り返し出るなど、問題は二人のつきあいの決まりにあります。化忌が遷移宮に入ると外の予定が引き戻せず、子女宮に入ると気持ちの多くが子どもをどうするかに向き、福徳宮に入ると心が納得せず、頭で理解しても眠れません。田宅宮に入ると、まず家に住めなくなります。
化禄が夫妻宮か福徳宮に入ると、開くきっかけがあります。修復のきっかけかもしれませんし、新しい関係が入ってくるのかもしれません。これは本命に戻って見ます。夫妻宮にもともと居場所があるなら、化禄はまだ話し合える余地に近いものです。本命の遷移宮が別の世界になっていて夫妻宮に居場所がないなら、化禄は外の線をより順調にするだけです。化権が夫妻宮に入ると、続けるか離れるかが、誰が主導し誰が先に口を開くかの話になります。化科が夫妻宮に入ると外への体面を気にするので、冷たく距離を置く、しばらく公にしない、といった形がよく見られます。
流年の化忌が遷移宮か官禄宮から照らしてくるなら、外の出来事が向こうからやってきた形に近く、結婚生活の中で自分たちがすり減っているとは限りません。出どころが違えば、そのあと話し合う決まりごとも違ってきます。
「別れるべきか」は、どの宮の問いかを先に分ける
浮気されたあとに「別れるべきか」と問うとき、実は三つのことが混ざっていることがよくあります。まだ一緒に暮らすか、先に家を出るか、心がまだこの関係を認めているか。三つは見る宮が違います。
まだ一緒に暮らすかは、夫妻宮で、決まりごとを書き直せるかを見ます。境界線、打ち明けること、新しい決まりを一つ実行できるか。先に家を出るかは田宅宮で、引っ越し、寝室を分けること、誰が先に出るかはこの宮の話です。心がまだ認めているかは福徳宮で見ます。三つの宮を分けて見れば、眠れないから別れるべきだと決めつけたり、まだ同じ家に住んでいるから結婚生活は続いていると思い込んだりせずに済みます。
別れるかどうかを流年に問わないでください。流年の化忌が夫妻宮か遷移宮に入る年は、たいてい出来事が表に出て外の予定が見つかる年で、一生の答えは出せません。大限(10年運)が夫妻宮にあると、この10年は関係がもともと整理し直される時期です。大限が田宅宮にあると、別れはまず住まいと離婚届などの手続きから始まります。流年の一度の話し合いが、次の10年の結論になるわけではありません。生年四化はあなたがいつも境界線をどう扱ってきたかを、大限四化はこの10年の重点が関係にあるのか家にあるのかを表すので、二つの層は分けて読みます。親や書類、署名のことは別に父母宮で見て、恋愛の取り決めと一緒くたに混ぜて考えないでください。
結婚生活をまだ続けていけるかは離婚すべきか迷ったときをご覧ください。
再構築か別れるか、命盤ではそれぞれどう見えるか
残って決まりごとを話し合う方向に傾くのは、たいてい次の組み合わせが同時に出ているときです。もう一本の線が主に流年によって照らされ、本命の夫妻宮は長く居場所がないわけではない。福徳宮はまだこの関係の中で休める。田宅宮の家はまだ一緒に崩れていない。化禄か化科が夫妻宮か福徳宮を照らし、話し合える余地がある。このとき命盤は許すべきだとは言っていません。問題はおそらく一時的なもので、決まりごとはまだ書き直せる、と言っているだけです。
離れて手続きを進める方向に傾くのは、別の組み合わせです。本命の夫妻宮で同じ筋書きが繰り返され、廉貞化忌や貪狼化忌が座っていて、流年はまた同じ場面を演じただけ。遷移宮はすでに別の世界になっていて、夫妻宮には置ける関係の名前がない。福徳宮は納得せず、田宅宮も張りつめていて、家と心が一緒に空っぽになっている。大限が夫妻宮か田宅宮にあり、さらに化忌が重なって、出来事が表に出たうえに古い決まりごとが直せない。このときも命盤は別れるべきだとは言っていません。土台がすでに緩んでいて、残れば同じことをもう一度経験する可能性が高い、と言っているだけです。
二つの組み合わせが混ざっているときは、まず事実のリストを書きましょう。安全に問題はないか、子どもと財産をどうするか、二人にまだ実行できる新しい決まりごとがあるか。言葉や体への暴力があるなら、まず安全を確保してください。日本ではDV相談ナビ(#8008)につながり、身の危険があるときは警察(110番)に連絡してください。殺破狼が夫妻宮にあっても離婚するという意味ではありません。夫妻宮の殺破狼をご覧ください。日々のつきあいをまだ続けられるかは夫婦のつきあい方で照らし合わせられます。財産分与、親権、慰謝料、別居の取り決めについて、命盤で見えるのは構造と時期だけなので、法的な手続きは弁護士に相談してください。夫妻宮、遷移宮、福徳宮、田宅宮といまの大限を広げて見たいなら、命盤を作成してこれらの宮を照らし合わせてみてください。