仕事とお金

仕事か恋愛か:両方行き詰まったとき先に動くべきほうを命盤で見る

仕事か恋愛か、両方行き詰まったときは、この10年の大限が歩いている側に力を注ぎ、もう一方は守りに回ります。官禄宮と夫妻宮は必ず対宮なので同じ年に一緒に揺れやすいこと、大限と流年で優先順位を分ける方法をまとめます。

仕事か恋愛か、両方が同時に行き詰まったときは、この10年の大限(10年運)が歩いている側から動き、もう一方は最低限を守るだけにします。大限が官禄宮の組を巡っているなら先に仕事を変え、夫妻宮の組を巡っているなら先に二人の付き合い方のルールを変えます。同じ時期に退職と別れを両方決めると、二つの問題が互いに拍車をかけ合い、お金も気持ちも一緒に乱れます。関係を続けるか手放すかの見方はこの恋は続けるべきか、手放すべきかを、仕事に関わる四つの宮の合わせ方は仕事運占い:官禄宮だけでは決まらないを読んでみてください。

貪狼福徳甲寅天機巨門田宅乙卯天梁奴僕丁巳七殺遷移身戊午疾厄己未廉貞財帛庚申子女辛酉破軍夫妻壬戌天同兄弟癸亥武曲天府命甲子太陽太陰父母乙丑紫微得天相得官禄宮丙辰金四局命主 貪狼 身主 文昌陽男
サンプル命盤:官禄宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

なぜ仕事と恋愛はいつも一緒にこじれるのか

紫微斗数(しびとすう)では、官禄宮と夫妻宮がどの命盤でも必ず対宮の関係にあるからです。職務が動けば、立場や付き合い方が逆側から揺れ、関係が動けば、勤務シフトや肩書きが逆側からあなたを縛ります。さらに一回り外を見ると、官禄宮の三合の二つの宮は必ず命宮と財帛宮、夫妻宮の三合の二つの宮は必ず遷移宮と福徳宮です。仕事の組は、あなたがそういう生き方をしたいか、お金の面で受けきれるかを、恋愛の組は、外に出たときの姿と、一人のときに落ち着いていられるかを表します。両方を同時に占うなら、この六つの宮を一緒に見ましょう。

官禄宮に主星がないときは向かいの夫妻宮から星を借り、夫妻宮に主星がないときは向かいの官禄宮から星を借ります。空宮のある人ほど、両方を同時に壊してはいけません。二つの宮はもともと同じ組の星が語っているからです。

仕事と恋愛、どちらを先に片づけるべきか

まず、大限が六つの宮のどれに入っているかを見ます。大限が官禄宮、命宮、財帛宮を巡っているなら、この10年は職務、自分の位置づけ、稼ぎ方が主軸なので、先に仕事の構造を動かし、恋愛は応急処置にとどめます。大限が夫妻宮か福徳宮を巡っているなら、立場、付き合い方、心が落ち着くかどうかが主軸なので、先に付き合い方のルールを動かし、仕事は収入の流れを保つことに徹します。大限が遷移宮を巡っているなら、外に出ること、環境を変えることがまず恋愛の組を書き換えます。別の町に移って二つを一度に片づけたくなりがちですが、町を変えても、二つの問題はあなたについてきます。

大限が兄弟宮、子女宮、疾厄宮、奴僕宮、田宅宮、父母宮のような六つの宮の外にあるときは、家庭や親、健康のことが優先されるので、どちらの問題も小さく扱い、急いで動かないほうがよいでしょう。層の分け方は流年とは:大限と流年の見方にまとめています。

今年は両方が騒がしい、両方とも変えるべきか

そうではありません。流年(年運)が言えるのは、この1年どちらの問題が騒がしいかで、10年の主軸を覆すことはできません。まず大限が入っている宮に丸をつけ、次に今年の流年が入っている宮に丸をつけます。二つの丸が同じ組にあるなら、この1年は主軸が強まる年なので、主軸の問題に取り組みます。二つの丸が官禄宮と夫妻宮の両端に分かれるなら、この1年は対宮同士が引っ張り合う年なので、先に境界線を引きます。両方に力を足すと、もっと疲れるだけです。二つの丸がどちらも六つの宮の外にあるなら、どちらの問題も今年の出来事として記録しておく程度で十分です。

例を挙げます。大限が官禄宮を歩き、今年の流年の命宮が本命の夫妻宮に入っているとします。10年の主軸は職務で、今年は対宮の側に焦点が当たっているので、恋愛がとりわけ騒がしくなりますが、主軸は変わっていません。このとき言える結論は「今年は恋愛で境界線とスケジュールを整える必要がある」までで、「今年は恋愛のほうが仕事より大事」とは言えません。

命宮の性格が、判断を誤らせることはあるか

あります。どちらの声を先に聞くかに影響します。紫微星(しびせい)や天府星(てんぷせい)が命宮にある人は、両方を引きずったまま動かなくなりがちです。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が命宮にある人は、両方から一度に去ってしまいがちです。七殺星が官禄宮にあると、行き詰まったときにもう一勝負して自分を証明したくなります。太陰星(たいいんせい)が夫妻宮にあると、行き詰まったときにパートナーを唯一の逃げ場にしがちです。貪狼星(どんろうせい)が官禄宮か夫妻宮にあると、両方で新しいものを探したくなり、古いほうは二つとも片づかないままになります。自分がどのタイプかを先に知っておけば、同じ週に悪い知らせが二つ来ても、取り乱しにくくなります。

生年の化忌が官禄宮にある人は一生を通じて肩書きにこだわりやすく、夫妻宮にある人は立場にこだわりやすい傾向があります。本命でどの宮が張りつめているかは、この時期にどちらを先に動かすかとは別の話で、見るべきなのは大限の四化がどの宮に入っているかです。四化の読み方は四化表と四化とはにまとめています。

片方を先に動かすとき、もう片方の守り方

仕事を先に動かす場合は、勤務シフト、職種、収入の構造を変えます。恋愛の側では、決まった時間に必ず顔を出す、仕事の話は玄関の前で止める、退職を愛情表現の代わりにしない。恋愛を先に動かす場合は、付き合い方のルール、距離、立場を変えます。仕事の側では、収入の流れをつなぐ、感情が高ぶっているときに退職を切り出さない、会社を八つ当たりの場にしない。両方とも準備だけにする場合は、二つの欄のリストを書きます。仕事の欄には身につけたい技術、貯金、最低限の条件を、恋愛の欄には話し方、距離の取り方、まだ言わないでおく一言を書きます。労働時間、お金、誰が家にいるかの線の引き方は仕事も家庭も大事にしたいときを、二人のリズムを並べて見たいときは相性を使ってください。

無料で命盤を作成して、今の大限と今年の流年がそれぞれどの宮に入っているかに丸をつけ、この時期にどちらから動くかを決めましょう。