仕事とお金

選挙占い:立候補に向くかを官禄宮と化権で見る

選挙に出るかを紫微斗数の占いで見るときは、官禄宮と命宮が公の役割に耐えられるか、化権が決断と人を動かす責任をあなたに置いているかを見ます。命盤でわかるのは選挙戦の負担がどこにかかるかで、当選するかどうかではありません。

選挙に立候補するかどうかを紫微斗数(しびとすう)で占っても、当選するかどうかには命盤は答えられません。票は、選挙区、組織、対立候補で決まります。命盤が答えられるのは別のことです。公の役割にあなたが耐えられるか、決断と人を動かす責任があなたに回ってきているか。この二つが持たないと、投票日を待たずに、公認や推薦の調整、立候補の届出の準備、最初の政策ビラづくりの段階で先に消耗してしまいます。選挙に出るのではなく、行政の中で働きたい人は公務員試験は自分に向いているかを見てください。

貪狼福徳甲寅天機巨門田宅乙卯天梁奴僕丁巳七殺遷移身戊午疾厄己未廉貞財帛庚申子女辛酉破軍夫妻壬戌天同兄弟癸亥武曲天府命甲子太陽太陰父母乙丑紫微得天相得官禄宮丙辰金四局命主 貪狼 身主 文昌陽男
サンプル命盤:官禄宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

官禄宮の三方:公の役割に耐えられるか

官禄宮の三方四正は官禄宮、命宮、財帛宮に、対宮の夫妻宮を加えたものです。官禄宮は、職と評判の上に長く立ち続けられるかを問います。命宮は、人に見られ、批判されること、自分が公の人になることに耐えられるかを問います。財帛宮は、選挙にかかる費用や後援会の資金を受け止められるかを問います。夫妻宮は、家族があなたの毎日を選挙活動の予定に使うことを受け入れるかどうかを左右することがよくあります。

紫微星(しびせい)が官禄宮か命宮にあると、立場と秩序を求め、公の場には耐えられますが、無視されたり、手に負えない人だと言われたりするのはいちばんこたえます。太陽星(たいようせい)がこの二つの宮にあると、人前に立つことや公共の仕事に向いていて、選挙のように人に見られる場は星の性質に合いますが、そのぶん消耗も大きくなります。巨門星(こもんせい)が官禄宮にあると、論を立てること、質問すること、話をはっきりさせることが強みですが、言葉をめぐるいざこざや発言の記録も大きく取り上げられます。七殺星(しちさつせい)・破軍星(はぐんせい)が官禄宮にあると、短期の勝負には強いものの、地域の行事や集会に何年も顔を出し続けるような地道な活動にはいら立ちやすいので、この選挙が勝算のある戦いなのか、ただ消耗するだけなのかを先に考えます。

父母宮・奴僕宮・遷移宮:手続き、陣営、選挙区

父母宮はこのテーマでは、制度、選挙の手続き、党や上の立場の人の態度を表します。父母宮に煞星(さっせい、凶星のこと)や化忌があると、書類、資格、党内の手続きで消耗しやすく、問題になるのはたいてい手続きのほうで、人気とは関係ありません。奴僕宮は選挙スタッフ、ボランティア、地元で一緒に動く人を表します。奴僕宮が弱いと、官禄宮がどれだけ明るくても一人芝居になります。遷移宮は選挙区と外での印象を表し、地元を離れた地域で演説や活動をすることは主にこの宮で見ます。遷移宮は官禄宮の三方に入っていないので、外回りで疲れても仕事の運がないという意味ではなく、二つは分けて見ます。

化権:決断と人を動かす責任が誰にかかるか

化権は、主導権、責任、表舞台に押し上げられることを表します。生年四化の化権が官禄宮にあると、物事を引き受けて決めることに慣れていて、立候補はもともとの役割を公にする形に近くなります。命宮にあると、発言に重みを持ちたい人なので、脇役では落ち着きません。奴僕宮にあると、強みは組織とチームの采配です。父母宮にあると、制度の側の線があなたに前へ出るよう求めます。生年の化権が強いのは、「誰が決めるのか」というプレッシャーに耐えられるというだけで、今回の選挙で当選するという意味ではありません。

生年の化科が官禄宮か遷移宮にあると、論点や印象が人の目に留まりやすいのですが、化権の支えがないと、声は届いても組織がない形になります。生年の化忌が官禄宮にあると、立候補をどうしても出なければならない執着にしやすく、判断が先に感情に引っぱられます。天魁星(てんかいせい)・天鉞星(てんえつせい)は引き立ててくれる人をもたらしますが、実際の力はやはり化権がどこに入るかで見ます。四化の意味は四化とはを見てください。

大限(10年運)の命宮の干からは、さらに一組の四化が出ます。大限の化権が官禄宮・命宮・父母宮に入ると、この10年は人を動かす責任があなたに回ってくる時期に近くなります。大限の化権が夫妻宮に入ると、家の中の主導権が先に争いになり、選挙戦が始まる前に家族の予定をめぐってもめます。大限の化忌が官禄宮か奴僕宮に入るときは、政策、収支、スタッフの名簿を先に書き出すのが合っていて、気持ちの勢いで立候補を表明するのは合いません。

どの年が選挙に出るのに向いているか

大限が官禄宮に入る10年は、職と評判がもともとテーマなので、立候補はその道の一つです。父母宮に入ると、制度や公的な手続きと関わる機会が増えます。遷移宮に入ると、選挙区での活動や、地方から国へと段階を越えて活動を広げることが比較的順調です。奴僕宮に入ると、人とチームが主題で、自分が候補者になるのは合わないこともあり、ほかの人の選挙を手伝う、参謀や秘書として支えるほうが力を発揮できます。財帛宮に入る10年は重点がお金にあるので、選挙資金を先に計算します。田宅宮や疾厄宮に入ると、家庭と体に先に心が取られ、予定をどれだけ詰めても受け止めきれません。

流年(年運)の化権か化科が官禄宮か父母宮に入り、大限もこうした宮にあるなら、その年に立候補を届け出る、意思を表明する、名前が挙がるといったことが、本当のタイミングに近くなります。流年だけが明るく、大限が公の役割の宮にないなら、たいていは声をかけられる、一度応援演説に立つといった程度で、自分自身の選挙戦にはなりません。流年の化忌が官禄宮か奴僕宮に入る年は、発言、ビラ、スタッフへの約束をすべて先に書いておきます。大限と流年の読み方は大限と流年の見方を見てください。

決める前に使う

官禄宮の三方が持ちこたえ、化権が官禄宮か父母宮を照らし、流年も合う位置にあるなら、立候補を本気で検討してかまいませんが、それでも選挙区、資金、法的な手続きを実際に棚卸しする必要があります。化権が奴僕宮にだけ入り、官禄宮がふつうなら、今回はチームと政策を鍛えるか、ほかの人の選挙を手伝うほうが合っています。大限が仕事や権威に関わる宮になく、あるいは化忌・擎羊星(けいようせい)・陀羅星(だらせい)が官禄宮か奴僕宮にあるなら、この時期はまず政策を一枚にまとめ、収支を計算しておき、立候補の届出で自分を証明しようと急ぐ必要はありません。

無料で命盤を作成して、官禄宮・命宮・奴僕宮の様子と今の大限を確かめてください。選挙の法令、立候補の資格、供託金や選挙費用については、公職選挙法と各選挙管理委員会の案内に従ってください。