嫁姑問題の占い:父母宮と夫妻宮で見る付き合い方
嫁姑問題でつまずいたとき、どちらかの味方につく前に紫微斗数の占いで見られることがあります。嫁の命盤では父母宮と夫妻宮を、義母の命盤では本人の父母宮と命宮を見ます。二つの命盤を分けて読むと、付き合い方が見えてきます。
嫁姑問題でつまずいているとき、どちらかが特別に悪いわけではないことがよくあります。二人ともそれぞれのやり方で同じ家を守ろうとしているのです。紫微斗数(しびとすう)で嫁姑問題を占うなら、嫁の命盤は夫妻宮だけを見るのでは足りません。姑が立っているのは父母宮の位置で、夫妻宮が表すのは間に挟まれた夫です。姑の側は本人の父母宮と命宮で読むもので、嫁の命盤で姑を判断するのは筋が通りません。ここでは二つの命盤を分けて読みます。
嫁の命盤:父母宮で義母を、夫妻宮で橋渡し役を見る
父母宮は目上、権威、そしてあなたがどう育てられたかを受け持ちます。義母は実の母ではありませんが、立っているのは目上の位置です。先生や上司に対して、まず我慢するか、まず言い返すか、まず機嫌を取るか。その癖はたいてい義母に対してもそのまま出ます。嫁姑問題の難しさはここにあります。あなたが反応しているのは長年の癖であることが多く、目の前のこの人だけに反応しているわけではないのです。
夫妻宮が表すのは、間に架かる橋です。嫁姑問題の多くは、実は夫婦の問題が形を変えたものです。夫がどう話を伝えるか、間に入って止める覚悟があるか、二つの家の決まりを分けて話す気があるか。結婚前に夫妻宮を読むのはご縁を問うためですが、結婚後に読むのは、この人が橋になれるかを問うためです。夫が橋になれるなら、嫁姑の関係はたいてい話し合えます。夫が伝言役にしかなれないなら、義母がどれほどいい人でも付き合いは難しくなります。だから嫁姑問題に向き合うときは、義母への対処法を考えるより先に、夫と呼吸を合わせておくほうが役に立ちます。
夫妻宮の対宮は官禄宮です。勤務時間、体面、誰が家を仕切るかが、どれも家の中に持ち込まれます。三合は遷移宮と福徳宮で、外での付き合いや、一人のときに心が落ち着いているかも、この線に響きます。宮どうしがどうつながるかは二つの宮が一緒に動く理由を、結婚生活のつきあい方のサイン全体は結婚生活はどの宮で見るかをご覧ください。
一つの例:父母宮に巨門化忌、夫妻宮に天府
たとえば父母宮に巨門星(こもんせい)があり、生年の化忌が父母宮に入っているとします。この命盤では、目上が口を開くとすぐ言葉にとげを感じやすく、「小言を言われている」という感覚が繰り返し出てきます。義母が自分を目の敵にしていると感じても、命盤から見ると、あなたが目上との線にもともと敏感だということです。化忌が示しているのはあなたの課題で、誰が悪いとは言っていません。四化の読み方は四化とはをご覧ください。
父母宮に巨門星がある命盤では、夫妻宮に必ず天府星(てんぷせい)があり、紫微星(しびせい)、廉貞星(れんていせい)、武曲星(ぶごくせい)のいずれかと同じ宮に入ることもあります。天府星が橋になると、家全体が穏やかで体面が保たれていることを重んじ、内々で収めるのが習慣で、衝突を表に出したがりません。火に油を注がないのはよいところですが、両方をなだめるばかりで、本当に言うべき境界線がいつまでも言われないのが困ったところです。勤務時間が延び、官禄宮の側が忙しくなると、この橋はますます出てこなくなります。役に立つのは、口伝えの伝言を、決めておいた決まりごとに変えることです。どのくらいの頻度で訪ねるか、子育ては誰が決めるか、お金は誰が出すか。まず夫婦二人で話して決め、それから一緒に親に伝えましょう。
あなたの父母宮に主星がないなら、対宮の疾厄宮の主星を借りて読みます。副星と煞星(さっせい、凶星のこと)は本来の宮で見ます。決まりは紫微斗数で命宮に星がない(命無正曜)とは:主星のない宮の読み方をご覧ください。借りるのは星の性質で、義母とあなたの体調に関係があるという意味ではありません。
義母の命盤:義母にもこれまでの歩みがある
義母の生年月日が分かるなら、命盤を作って二つのことを見ます。父母宮では、義母がどう育てられ、権威にどう向き合ってきたかを。命宮では、義母の安心感がどこから来るかを。多くの義母は嫁を押さえつけたいわけではなく、息子を失うのが怖い、自分が役に立たなくなるのが怖い、下の世代に軽く見られるのが怖いのです。義母を過去を持つ一人の人として見ると、嫁姑の間は戦いのようではなくなっていきます。
二つの命盤を並べるのは、それぞれの構造をよく見るためで、どちらかの味方につくためではありません。命盤の並べ方は紫微斗数の相性の見方をご覧ください。生まれた時刻が分からなくても、時刻を空けたまま命盤を作れます。すべての時刻の命盤が出るので、どれが義母らしいかを照らし合わせ、見当がついてから全体を読みましょう。
三つの火種:同居、孫の世話、お金
嫁の田宅宮は同居や二世帯住宅での空間のプレッシャーを、子女宮は孫の世話のリズムと子育ての摩擦を見ます。田宅宮の対宮は子女宮なので、一緒に住むことと子育ての衝突は、同じ時期に噴き出すことがよくあります。嫁姑がいちばんもめるのは、同じ台所、二通りの子育て、お金を誰が出すかです。これらは結婚前に話し合っておくのがいちばんで、結婚後に話すと誰かが傷つきがちです。境界線をはっきり言うことは、親孝行かどうかとは関係ありません。
実際の進め方として、話し合いは夫に任せ、あなたが一人で前線に立たないこと。義母がしてくれたことには心から感謝し、子育てとお金の決定権は自分たちの手に残すこと。同居がどうしてもうまくいかないなら、別に暮らすことも考えましょう。それは罪ではありません。嫁姑の付き合いで大事なのは、お互いを分かり合うことです。義母はあなたの譲れない線を知り、あなたも毎日演じなくて済むようになることです。
一つの宮だけでは足りない
嫁姑の関係は命盤全体で見ます。嫁の命宮で性格を、夫妻宮で夫がどう間に立つかを、父母宮で目上にどう接するかを、田宅宮で住まいの空間を、子女宮で子育てを見ます。目上からのプレッシャーのほかの面は、親にえこひいきされたとき、親との関係がうまくいかないとき、実家に戻って親の世話をするかをご覧ください。結婚前の流れはご縁のある人はいつ現れるかも参考になります。
言葉の暴力や身体的な暴力を受けているなら、命盤に答えを探すのはやめてください。離れるべきときは離れ、助けを求めるべきときは求めましょう。命盤は我慢し続ける理由ではありません。生まれた時刻が分からないときは生まれた時刻が分からないときをご覧ください。命盤が示すのは傾向で、法律やカウンセリングの判断に代わるものではありません。