不安が強いときの占い:命盤で見るストレスの元(紫微斗数)
息苦しいほどの不安や、急に強い不安に襲われるときの占いです。紫微斗数の命盤で化忌と化権がどの宮を照らすか、福徳宮と疾厄宮がストレスをどう受け止めるかを見て、どこから手をつけるかを整理します。
息が詰まるほど不安になる、急に強い不安に襲われることがよくある。そんなときの占いとして紫微斗数(しびとすう)の命盤で探すのは、ストレスがどこから来ているかです。まず生年の化忌と化権がどの宮にあるかを見て、次に福徳宮がスイッチを切れるか、疾厄宮が張りつめた状態をどう体に持ちこむかを見ます。命盤は病名を出しませんし、「生まれつき不安になりやすい」というレッテルも貼りません。出どころを分けると、先に片付けるのが仕事なのか、お金なのか、人間関係なのか、自分で自分に課した期限なのかがわかります。すでに食事、睡眠、仕事に響いているなら、まず医療機関を受診し、そのあとで命盤を見てください。
福徳宮はどの命盤でも必ず財帛宮と向かい合い、二つの三合の位置は夫妻宮と遷移宮です。疾厄宮は必ず父母宮と向かい合い、二つの三合の位置は田宅宮と兄弟宮です。ですから、お金、恋愛、外出、家、上司や親、どの線が張りつめても、夜にスイッチを切れるか、体の力が抜けるかにまで伝わっていく可能性があります。
なぜ自分はほかの人より緊張しやすいのか
命宮と福徳宮を見ます。これはストレスに出会ったときのあなたの癖で、欠点ではありません。天機星(てんきせい)が命宮にある人は、次のことが起きる前に頭の中で全部演じきってしまいます。巨門星(こもんせい)が命宮にある人は、言葉と正しさの問題がいちばん騒がしくなります。七殺星(しちさつせい)や武曲星(ぶごくせい)が命宮にある人はとても粘り強く、外からはまだ大丈夫に見えるところまで踏ん張りますが、内側はもうかなり張りつめています。福徳宮では、一人のときに落ち着いていられるかを見ます。天機星が福徳宮にある人は、夜にいちばん頭が空回りしやすく、巨門星が福徳宮にある人は、口に出さなかった言葉が心の中でずっと回ります。太陰星(たいいんせい)が福徳宮にある人は、静かになってから不安が始まり、七殺星や破軍星(はぐんせい)が福徳宮にある人は、手が空くとかえって落ち着きません。
ストレスはどこから来ているのか
生年の化忌がどの宮にあるかを見ます。その分野の人生を、強く握りしめすぎやすくなります。
化権は別の種類の張りつめ方で、主導権を握っていないと安心できません。化権が官禄宮にあると、全員の進み具合を自分で背負いこみます。化権が命宮にあると、変数が増えるとすぐに決めたくなります。化権と化忌が同じ線に重なると息苦しく感じますが、これは能力の高い低いとは関係ありません。四化の読み方は四化表と四化とはをご覧ください。
急に不安に襲われる、胸がどきどきする、命盤でわかるか
命盤でわかるのは、ストレスがどんな癖で体に出るかで、どんな体の状態なのかはわかりません。武曲星や七殺星が疾厄宮にある人は、無理をして踏ん張る癖があり、疲れきってずいぶん経ってから、もう限界を超えていたと気づくことがよくあります。太陰星が疾厄宮にある人は、気持ちの浮き沈みが睡眠や食欲と連動しやすい人です。疾厄宮に主星がないときは向かいの父母宮から星を借りるので、体の調子が上司、親、評価といったストレスと一緒に上下しがちです。化忌が福徳宮に入ると、宙ぶらりんの一つのことをどんどん強く握りしめ、休んでいても次の悪い知らせを待っているように感じます。疾厄宮の線引きは紫微斗数で大きな病気はわかるのか:疾厄宮の正しい読み方をご覧ください。
なぜこの1、2年は特にひどいのか
生まれつき化忌が官禄宮にある人が、毎日息苦しいわけではありません。大限(10年運)が疾厄宮、福徳宮、命宮をめぐる10年は、ストレスが体にたまりやすくなります。流年(年運)の化忌や化権がさらに官禄宮、福徳宮、疾厄宮に重なると、その年は「どうして急にこうなったのか」と感じます。流年の四化が変わると、ストレスの元も別の宮に移ることがあります。前の時期は仕事を握りしめ、次の時期はお金や人間関係を握りしめる、という具合です。いちばん苦しかった時期をいくつか書き出して、そのときの流年の四化がどこにあったかを照らしてみてください。出生時刻が一刻(約2時間)ずれると、疾厄宮と福徳宮がまとめて入れ替わることがあるので、命盤を見る前に時刻を確かめましょう。時期の重ね方は流年とは:大限と流年の見方をご覧ください。
今日、まずできること
不安が2週間以上続き、食事や睡眠や仕事に響いている、あるいは急に強い不安に襲われることがだんだん増えているなら、まず医療機関を受診して体の状態を確かめてください。誰かに話を聞いてほしいときは、日本では「よりそいホットライン」(0120-279-338、24時間)や「いのちの電話」、「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)などの相談窓口があります。そのうえで、その日の用事をできるだけ減らし、睡眠と食事をいちばん先にしてください。
無料で命盤を作成して生年の化忌がどの宮にあるかを見て、上の表と照らし、今日はその線の上の一つのことだけを片付けましょう。健康全体の見方は健康の見方をご覧ください。