仕事とお金

リストラ占い:会社の人員整理で自分はどうなるかを官禄宮と遷移宮で見る

会社にリストラのうわさが出たとき、紫微斗数の占いでは人事の決定は見えません。見えるのは、官禄宮で立場がゆるんでいるのか、遷移宮で外へ押し出されているのか。自分から動くかどうかを決める手がかりを整理します。

会社にリストラや早期退職募集のうわさが出たとき、紫微斗数(しびとすう)の命盤で占っても、会社が何人を整理するかはわかりません。わかるのは、あなたの仕事のどこから先にゆるみが出ているかです。官禄宮が先にゆるむのは、あなたの職位や権限、評価のしかたが変わっているしるしです。遷移宮が先にゆるむのは、異動や出向、勤務地の移転で人が外へ動かされているしるしです。二つの宮を両方見ると、ただのうわさなのか、あなたの立場が形だけになっているのか、新しい機会がすでに外にあるのかを見分けられます。

貪狼福徳甲寅天機巨門田宅乙卯天梁奴僕丁巳七殺遷移身戊午疾厄己未廉貞財帛庚申子女辛酉破軍夫妻壬戌天同兄弟癸亥武曲天府命甲子太陽太陰父母乙丑紫微得天相得官禄宮丙辰金四局命主 貪狼 身主 文昌陽男
サンプル命盤:官禄宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

先にゆるんでいるのは立場か、働く場所か

リストラのうわさが出ると、どんな小さな変化も自分に向けられたものに見えてきます。官禄宮は、あなたの職位がこれまでどおりに機能しているかを表します。権限ははっきりしているか、評価は以前の実績を認めているか、肩書きを支える人はまだいるか。遷移宮は、あなたが先に動かされていないかを表します。部署の移転、出向や転勤、別の部門への統合、あるいはあなた自身がすでに別の土地の求人に応募し始めていること。一つは職位、一つは場所です。どちらも「会社が危ない」の一言にまとめないでください。

天相星(てんそうせい)が官禄宮にあると、組織上の位置、肩書き、書面の規程をいちばん気にします。うわさが出るとまず組織図を確かめます。この宮で問題が出るときによくあるのは、肩書きは残っているのに実際の権限がすでに取り上げられている形です。破軍星(はぐんせい)が官禄宮にあると、もともと仕事の枠組みが何度も壊されては作り直される人なので、リストラのうわさにも慣れています。今回変わるのが部署なのか、あなたの専門そのものなのかを見分けます。武曲星(ぶごくせい)が官禄宮にあると、実績を証拠で示したい人なので、予算が凍結されたりプロジェクトが打ち切られたりすると、まず自分が低く見られたと感じます。紫微星(しびせい)・天府星(てんぷせい)が官禄宮にあると、階層のはっきりした大きな会社に慣れていて、会社が縮小すると肩書きと自分の価値を結びつけ、対象者の名簿が出る前から気持ちが沈みます。

遷移宮が先にゆるんでも、あなたが名指しされたとは限りません。太陽星(たいようせい)や貪狼星(どんろうせい)が遷移宮にあると、新しい環境で見てもらうことが必要な人なので、部門が統合されたり窓口が閉じたりすると、自分から外を探し始めます。太陰星(たいいんせい)・天同星(てんどうせい)が遷移宮にあると、慣れた場所でこそ力を出せる人なので、勤務地の移転が決まると、辞令が出る前から落ち着かなくなります。遷移宮に主星がないときは、対宮の命宮の星を借ります。あなた自身が焦ると、外の道まで途切れたように見えるのです。リストラされたあとどう動くかは別の話なので、リストラされたあと、次の一歩を見てください。このページでは、どの宮からゆるみが始まるかだけを見ます。

官禄宮の三方四正:お金、家庭、人が一緒に揺れる

官禄宮はほかの宮と一緒に読みます。三合は命宮と財帛宮、対宮は夫妻宮です。職位が動くと、収入、自分の役割への納得、家族がうわさをどう受け止めるかが、同じ時期にそろって揺れやすくなります。官禄宮の煞星(さっせい、凶星のこと)一つだけを見つめていると、予算の凍結を自分への否定と受け取ってしまいます。

財帛宮が先に苦しく、官禄宮はまだ動いていないように見えるときは、残業代がなくなる、プロジェクトの報奨が止まる、採用が止まるといった形で、まず手元の現金が苦しくなることが多いものです。このとき見るべきは新しい肩書きではなく、貯金で何か月しのげるかです。夫妻宮は官禄宮の向かいにあります。職位が揺らぐと、パートナーが先に「早く次を探したら」と言い出し、勤務時間や住宅ローンの重さがはっきりしてきます。命宮は、あなたがこの変化をどう受け取るかを表します。屈辱と感じる人もいれば、環境を変える機会と見る人もいて、同じ人事の発表でも反応も次の一歩も人によってまったく違います。

奴僕宮は、官禄宮よりも早く動きが出ることがよくあります。同僚が先に辞める、社内のグループにスクリーンショットが流れる、誰かが面談に呼ばれる。これらはどれもこの宮の話です。奴僕宮に化忌があると、うわさやレッテルが大きくなります。奴僕宮に化科があると、本当のことを話してくれる人や、仕事を紹介してくれる人に出会いやすくなります。人との摩擦にすり減っているのか、職位が本当に縮んでいるのかを先に分けておくと、何でも自分のせいにせずにすみます。

陀羅星(だらせい)が官禄宮にあると、仕事が引き延ばされ、同じところを回り続け、本当に終わる前にしばらく消耗する時期があります。擎羊星(けいようせい)が官禄宮にあると、うわさが出た途端に正面からぶつかりたくなり、まだ決まっていないことで先に関係をこじらせがちです。

生年の化忌はリストラの予告ではない。この10年を変えるのは大限の四化

生年四化が表すのは、肩書き、異動、お金のどれにあなたが一生を通して敏感かということで、会社の人事の日程とは関係ありません。生年の化忌が官禄宮にあると、評価や競争、見てもらえているかをとても気にし、うわさが出ると眠れなくなります。これはもともとあなたが手放せない事柄だというだけで、対象者の名簿に載るという意味ではありません。生年の化権が官禄宮にあると、責任と権限の釣り合いに特に敏感です。立場が残るかどうかは、やはり組織上の位置、評価、契約で決まるもので、化権一つで外されるとは言えません。生年の化科・化禄が官禄宮にあると、自分はまだ成果を出していると感じていても、会社が用意する舞台はすでに小さくなっているかもしれません。

大限(10年運)の干からは、別の一組の四化が出ます。大限の化忌が官禄宮か遷移宮に入ると、この10年は職務や勤務地がもともと動く時期なので、リストラのうわさもこの時期のよくある出来事に近く、突然の打撃というわけではありません。大限の化権が官禄宮に入ると、権限と責任が配り直され、重くなることもあれば、別の形で担うことになることもあります。このときのリストラのうわさは職務の見直しを伴うことが多く、肩書きよりも新しい組織上の位置と評価を見ます。大限の化禄・化科が遷移宮に入ると、機会は外に出やすくなります。別の土地、出向、別の業界です。四化の意味は四化とはを見てください。

同じ大限の中にいて重心が変わっていないなら、うわさがどれだけ多くても、影響はおおむねこの一年にとどまります。10年と1年の組み合わせ方は大限と流年の見方にまとめています。

流年(年運)は一年に一宮です。流年の化忌が官禄宮に入ると、引き継ぎや評価、書類で問題が起きやすいので、契約と引き継ぎを書面ではっきりさせるのが合っていて、社内のグループで言い争うのは合いません。流年の化忌が遷移宮に入ると、通勤や新しい規則、新しい環境への慣れでつかえます。流年の化禄・化科が官禄宮か遷移宮に入ると、職務経歴書が目に留まりやすく、この年は次の仕事の条件をはっきり話し合うのに向いています。

次を探すか、残るか、まず書類を整えるか

官禄宮の立場がすでに形だけになり、権限も評価も組織上の位置も元の肩書きと合わなくなっていて、遷移宮も同時にあなたを外へ押し出し、大限も官禄宮か遷移宮にあるなら、自分から先に次の仕事を探すのは筋の通った選択で、会社に申し訳ないことではありません。財帛宮にまだ蓄えがあるうちのほうが条件を交渉しやすく、貯金が尽きてから探すと選択肢は少なくなります。

うわさが同僚の間にとどまっていて、あなたが今の働き方にまだ納得していて、遷移宮にも動きがなく、大限の重心が家庭や体調や恋愛にあるなら、ひとまず残ってかまいません。前提は、権限が残っていて給料がきちんと振り込まれていることです。残るとは聞こえないふりをすることではなく、社内グループのスクリーンショットを人事の辞令と取り違えないことです。

いちばんよくあるのは、官禄宮か遷移宮の片方だけがゆるみ始めていて、大限もまだ仕事に関わる宮に入っていない場合です。このときはまず準備をします。職務経歴書を更新する、貯金で何か月しのげるか確かめる、競業避止の取り決めをよく読む、引き継ぎの記録を整える、次の仕事の最低条件を書き出す。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が官禄宮か遷移宮にあると、ふつうの道筋で仕事を探してもうまくいかないことが多いので、元の肩書きだけを基準にしないでください。

実際に退職を求められたり解雇されたりしたときは、会社都合退職か自己都合退職か、解雇予告手当、離職票の扱いなどに法令や制度の決まりがあります。日本では労働基準監督署や各地の総合労働相談コーナーで確認できます。命盤では人事の決定は見えず、労働やキャリア、お金についての判断の代わりにもなりません。