都合のいい女占い:キープされている関係を夫妻宮・命宮・福徳宮で見る
都合のいい女になっていないか、キープされている関係を紫微斗数で占います。夫妻宮であなたが何を約束と受け取るか、命宮でどうその位置に入るかを見ます。命盤でわかるのは境界線の緩みで、相手が戻るかではありません。
都合のいい女(都合のいい相手)になっていないか、キープされているだけではないか。紫微斗数(しびとすう)で占うとき、まず見るのは、あなたがどんなサインを約束と受け取っているかです。相手が悪い人かどうかは別に見ます。夫妻宮は親密な関係でのあなたの癖、命宮はこういう関係にどう入っていくか、福徳宮は一人のときに考えすぎずにいられるかを表します。あなたの命盤に見えるのはあなたの側だけです。相手が関係に名前をつけるかどうかは、相手の命盤を別に作成して見るもので、あなたの命盤から「あの人は人をだます運命だ」とは言えません。
キープされているとき、まず夫妻宮で何を約束と受け取っているか
夫妻宮に書かれているのは、あなたが何を約束と受け取るかです。近づき方、時間が空いたら最初に何をするか、関係に名前がつかないとき、どんな空白なら耐えられるか。廉貞星(れんていせい)が夫妻宮にあると、関係の濃さを求め、探り合いが多く、相手が位置づけをはっきりさせないと、もっと尽くすことで関係を濃くしようとしがちです。貪狼星(どんろうせい)が入ると、魅力と新鮮さが際立ち、平凡な時期や関係が定まらない時期に「まだやりとりがある」を「まだ先がある」と読みやすくなります。巨門星(こもんせい)が入ると、話が半分で終わっていても言い切ったように感じてしまうので、相手が口で約束したことは、具体的にいつ、どうするのかをもう一度聞いたほうがいいでしょう。
天同星(てんどうせい)や太陰星(たいいんせい)が夫妻宮にあると、先に譲り、先に待ち、先に相手をかばってしまい、キープされる位置にいつのまにか自分から座っていることがよくあります。化忌(かき)が夫妻宮に入ると、繰り返し問題になるのはたいてい安心感、返信の速さ、そしてこの関係はいったい何なのかということです。自分がどこで引っかかっているかを先に見つけておくと、「まだ関係が続いている」のか「ただキープされているだけ」なのかを見分けられ、そうでないと相手が変わっても同じ状況になります。四化の読み方は四化とはで書いています。
命宮で決まる、キープされる位置への入り方
命宮は、何かが起きたとき最初にどう動くかを表します。紫微星(しびせい)や天府星(てんぷせい)が命宮にあると、我慢することを責任感と受け取りやすく、キープされる関係では「もう少し待とう」が何度も出てきます。天同星や太陰星が命宮にあると、先に引いて合わせてしまい、相手に最近忙しいと言われると、自分の聞きたいことを飲み込みます。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が命宮にあると、関係の名前を先延ばしにされるとすぐに怒りたくなり、確かめる前に去ってしまって、後で後悔することもあります。天機星(てんきせい)が命宮にあると、あらゆる可能性を考えてから動くので、なかなか聞きに行けず、キープされる期間が自分の分析で長引きます。
福徳宮は、一人でいるときにどう考えるかを表します。福徳宮に化忌があると、相手から一晩返信がないだけで同じ言葉を明け方まで考え続け、心の中ではもう結論を出しています。生年の化禄(かろく)が夫妻宮、化忌が福徳宮にあると、人はすぐに近づいてくるのに心が落ち着かず、化禄が福徳宮、化忌が夫妻宮にあると、自分は先に決めているのに、親密な関係の宮では何度も曖昧さが繰り返されます。この仕組みは循環禄忌とはで書いています。
桃花が明るくても、相手が同じ関係を差し出しているとは限らない
人に見られる、好かれる、話しかけられるのは桃花運(とうかうん:恋愛や人気の運)の入口で、関係の名前とは別のことです。貪狼星や廉貞星が命宮、夫妻宮、福徳宮にあると、近づいてくる人はもともと多く、課題は選ぶことと断ることです。「人が来る」を「求められている」と取り違えないでください。紅鸞星(こうらんせい)や天喜星(てんきせい)が命宮や夫妻宮にあると、関係の進展が速くなりやすい一方、熱さを結果と思い込みやすくもなります。咸池(かんち)や天姚星(てんようせい)が明るいと人の集まる場でとても魅力的に映るので、なおさら、相手が昼間や友人の前であなたと一緒にいようとするかを見てください。桃花の読み方は桃花運とはにあります。
殺破狼(さっぱろう:七殺星・破軍星・貪狼星)が夫妻宮にあると、恋愛の変化が大きく、約束を古い型に当てはめにくいのですが、それは相手が必ずだますという意味ではなく、「まだ定義していない」状態がこの宮ではもともとよくあるのです。天相星(てんそうせい)が夫妻宮にあると、関係の名前、体面、書面になっていることが特に大切で、「そのうちね」という口約束がいちばんこたえます。この宮の状態が良いのに、それでも際限なく待てるなら、たいてい命宮が相手の分まで背負っています。
相手が信頼できるかは、相手の命盤を別に作成して見る
相手が本気か、信頼できるかは、あなたの夫妻宮だけでは読めず、あなたの側の熱さから逆算することもできません。あなたの夫妻宮に化禄や化科(かか)がつく、桃花の星があなたの命宮の近くにあると、好かれている感覚がとても明るく、やりとりも密になりますが、それはやはりあなたの側の感覚です。相手が関係を差し出すか、安定しているかは、相手の命宮、夫妻宮、福徳宮で見ます。
相手の命宮は、何かが起きたとき最初にどう動くかを表します。命宮に化権(かけん)があると主導したい気持ちが強く、信頼できるかは、その力を物事を背負うことに使うのか、あなたとの関係を一方的に決めることに使うのかで見ます。命宮に化忌があると、敏感で体裁を気にしますが、それは人をだますこととは別です。相手の夫妻宮に化禄があれば、近づくこと、お金や時間を使うことをいとわない傾向で、一途かどうかは別に見ます。化科なら体面を重んじ、あなたを昼間に、公に紹介しようとしやすい。化権が入ると、関係の名前と責任を引き受けやすい。化忌なら、同じ「二人の関係は何か」という問いが繰り返されます。福徳宮に化忌があると、相手は一人のときに考え込み、返信しないことが多く、あなたの側からはまるで放っておかれているように感じられます。
相手の奴僕宮も見る価値があります。一緒に働く人をどう扱うか、友人の輪に長く付き合っている人がいるか。甘い言葉より、こちらのほうが信頼できるかに近いことがよくあります。生年四化は相手のベースとなる性質、大限(10年運)の四化はこの10年に特に目立つ部分で、二つの層は分けて読みます。流年(年運)の化忌があなたの夫妻宮に入る年は、「私たちはいま何なのか」をはっきり聞くのに向いていて、一言で相手を試すことには向いていません。二人の命盤の並べ方は相性とはにあります。相性で見えるのは付き合いのリズムで、本心までは見えません。
なぜここ数年、こういう関係ばかりなのか
本命のほかに、ここ数年どこを通っているかも見ます。大限が夫妻宮を通ると、キープされるような状況がまた起きやすく、関係が曖昧で位置づけを話し直すことが増えます。福徳宮を通ると、重心はまず、どう休むか、一人のときにどう考えすぎないかに置かれます。官禄宮を通ると、仕事のリズムが変わるのにつれて、恋愛への向き合い方も変わるきっかけが生まれやすくなります。流年がさらに夫妻宮に当たる、化忌が重なる年は、こうした見えにくい関係が終わりやすい一方、また同じことが起きることもあります。時間の軸は大限・流年の見方で読めます。
今日できることは二つです。「相手が何を言ったか」と「相手が実際にどの時間を空けてくれたか」を分けて書き留めること。そして、あなたが求める関係の名前を、面と向かって聞ける一文にすること。たとえば「私たちはいま付き合っているの?」。相手の生年月日時がわからなければ、あなたの側だけを読みます。夫妻宮、福徳宮、桃花の星の位置を確かめるなら、無料で命盤を作成してから桃花運をもう一度読んでみてください。