縁切り占い:付きまとう人と距離を取るには、命宮と奴僕宮で見る
縁切りしたい人に付きまとわれるときの紫微斗数の占い方。命宮では断りの言葉を口にできるか、奴僕宮では誰を生活に入れ、どこまで許しているかを見ます。どこで誤ったサインを出しやすいかがわかります。
縁切りしたい人に付きまとわれるとき、紫微斗数(しびとすう)で占うならまず二つの宮を見ます。命宮はあなたが「いやです」と言えるか、奴僕宮はあなたが誰を生活に入れ、その人にどこまで関わらせているかです。命宮と奴僕宮は対宮でもなく、同じ三合の組でもありません。よくあるのは、口ではもう断ったのに、奴僕宮の側の「許可」が開いたままで、相手がまだ望みがあると思っている状態です。
命宮の向かいは必ず遷移宮です。外であなたが与える第一印象が、あなたの断りが相手にどれだけ重く届くかを左右します。キープされている、関係の名前がはっきりしないといった悩みは夫妻宮の話なので、キープされている関係を見てください。
もう断ったのに、なぜ離れてくれないのか
まず命宮の主星を見ます。天同星(てんどうせい)や太陰星(たいいんせい)が命宮にあると、先に譲り、合わせてしまいます。相手に「もう少し話そうよ」と言われると、断りの言葉を飲み込んでしまいます。紫微星(しびせい)や天府星(てんぷせい)が命宮にあると、体面を重んじ、人前ではっきり断れないため、遠回しなほのめかしを何度も繰り返すことになります。天機星(てんきせい)が命宮なら、いろいろな可能性を考えすぎて、はっきり確かめに行くのが遅れます。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が命宮にあると、断り方がきつく、相手がかえってしつこくなり、あなたも後で後悔します。はっきりした一言で十分で、関係を荒立てる必要はありません。
遷移宮も見ます。太陰星や天同星が遷移宮にあると、時間をかけて打ち解けるタイプなので、よく知らない人はその控えめさを「まだ脈がある」と受け取りがちです。七殺星や破軍星が遷移宮にあると、初対面では熱心で有能に見え、その後の引き方が遅いので、付きまとわれやすくなります。
なぜいつも望まない人を引き寄せるのか
これは奴僕宮で見ます。貪狼星(どんろうせい)が奴僕宮にあると、集まりが盛り上がると人が寄ってきます。あなたは楽しんでいただけでも、相手は続きがあると思います。廉貞星(れんていせい)が奴僕宮なら、付き合いが濃く、探りを入れられることが多くなります。巨門星(こもんせい)なら、話を最後まで言い切らないので、相手はまだ話し合えると思います。天同星や太陰星なら、和を大切にして、誰とも縁を切りにくくなります。天姚星(てんようせい)や咸池(かんち)は場の空気を熱くし、あなたを親しみやすく見せますが、強引な人か穏やかな人かは、やはり主星で決まります。
奴僕宮の三合はいつも父母宮と子女宮です。目上の人に紹介された人がいちばん断りにくく、面倒を見た後輩が逆にあなたに依存してくるのも、この二つの宮から入ってきます。向かいは兄弟宮で、同じ立場の仲間がこの件をどう見るかが、断った後も同じ輪にいられるかに関わります。
奴僕宮の化禄・化忌は、離れにくさを強めるか
生年の化禄(かろく)が奴僕宮に入ると、人が寄ってきやすく、課題は人を選ぶことと断ることです。化忌(かき)が奴僕宮に入ると、相手をよく見ないうちに心を開いてしまい、断りは心の中でだけ繰り返され、相手からはあなたがはっきり言い切っていないように見えます。化権(かけん)が奴僕宮に入ると、あなたは輪の中で決める役になりやすく、相手は「みんなあなたの言うことを聞くから」と引き留めにかかります。化忌が命宮に入ると、付きまとわれたとき最初に自分を責めてしまい、縁を切るのが遅れます。どれも「付きまとわれるのが運命」という結論にはなりません。四化の読み方は四化とはで書いています。
なぜここ数年、こういう人によく出会うのか
大限(10年運)が奴僕宮を通る10年は、身近に誰を置くか、どう線を引くかという問題が繰り返し出てきます。遷移宮を通るなら、新しい環境に移って古いしがらみは薄れやすい一方、新しい場所で親しくしすぎると、新しい人に付きまとわれることもあります。流年(年運)の化禄が奴僕宮に入る年は誘いや個別のメッセージが増え、流年の化忌が入る年は同じ種類の摩擦が何度も起きます。やりとりの記録は残し、LINEグループで長文の説明はしないことです。時期の見方は大限・流年の見方にまとめています。
はっきり言い切るか、先に「許可」を閉じるか
もう関わりたくないと決まっていて、共通の仕事や目上の人との関係で縛られていない場合は、境界線を一文で伝えます。「個別にメッセージを送らないでください」「もう誘わないでください」。そのうえで、その人を少人数のグループ、緊急連絡先、個人的に手伝う相手のリストから外します。口で言うだけで他が何も変わっていなければ、相手はまだあなたに連絡できてしまいます。
仕事を一緒にしなければならない、目上の人の紹介であるなど、すぐには切れない場合は、必要なやりとりだけを残し、用件は文字で伝え、個人的に会う回数を減らします。礼儀正しくあれば十分で、好きなふりをする必要はありません。相手の行動ですでに怖さを感じている、安全に関わると感じるなら、まず信頼できる人に付き添ってもらい、警察の相談窓口(#9110)に相談してください。危険が迫っているときは110番です。
今日できることとして、無料で命盤を作成し、あなたの命宮と奴僕宮に何の星があるかを確かめてください。そして、その人に開いている「許可」を一つ閉じるところから始めましょう。