友人関係の占い:友達に裏切られたとき、付き合いを続けるかを奴僕宮で見る
紫微斗数の友人関係の占いでは、友達に裏切られたとき、ひびが奴僕宮のどの層(心・お金・機会)に入ったかを見ます。化忌と大限で、繰り返すテーマなのか、一度きりの線引きの練習なのかもわかります。
友人関係を紫微斗数(しびとすう)で占うとき、友達に裏切られたからといって、もう一生人を信じられないと急ぐ必要はありません。見るのは三つです。奴僕宮で、あなたが友人にどう心を開くか。今回壊れたのはお金か、立場か、話が漏れたことか。そして、この10年の大限(10年運)が人と組んで何かをすることの多い時期かどうか。この友情を続けるかどうかは、問題が埋め合わせられるかで決まり、あなたが義理堅いかどうかとは関係ありません。
友達に裏切られたら、まず奴僕宮でその人をどの層に置いていたか
奴僕宮は、自分で選んだ輪の宮です。一緒に働く仲間、よく会う友人で、血縁は入りません。廉貞星(れんていせい)が奴僕宮にあると、にぎやかなのが好きで義理堅く、遊び仲間と本当の友人の区別がつかないと、酒の席で話したことが翌日には広まっていることがあります。天府星(てんぷせい)が奴僕宮にあると、友人は多くなくても仲がよく、一度でも利用されると長く覚えていて、距離を置いたら本当に付き合わなくなります。七殺星(しちさつせい)が奴僕宮にあると、周りの人はとても親しいか、ほとんど知らないかのどちらかで、恩と恨みがはっきりしていて、決裂も早く、仲直りには双方が歩み寄る必要があります。天梁星(てんりょうせい)が奴僕宮にあると、あなたは頼られ、助けを求められる側になりがちで、裏切られたと感じるのは、自分はずっと相手の面倒を見てきたのに、相手には都合のいい人としか思われていなかったと気づいたときであることが多いのです。
奴僕宮に主星がなければ、対宮の兄弟宮の星を借りて読みます。きょうだいや同級生とのあいだでどう譲り、どう取り合ってきたかが、そのまま友人の輪に持ち込まれます。「身内なら譲るべき」と心のどこかで信じていると、大人になって友達に裏切られたとき、つらいのはその一件だけではなく、もともとの期待が外れたことでもあります。友人の質や、足を引っ張る人がどこから来るかは親友・同僚・味方とそうでない人で書いています。この記事では、ひびがすでに入った後の読み方と、距離の決め方だけを扱います。
どこで壊れたか:お金は財帛宮、機会は官禄宮、言葉は巨門星
あなたを裏切る友人は、たいていあなたとすでに利害のやりとりがあります。化忌(かき)が奴僕宮にあると、相手をよく見ないうちに心を開き、線を引く前に何でも差し出してしまいます。化忌が財帛宮にあると、お金を貸す、立て替える、共同事業で分け前を決めるといった場面で、友情が勘定に変わりやすくなります。化忌が官禄宮にあると、二人が同じ機会、同じ人脈、同じポジションを奪い合い、裏切りが仕事と結びつきます。巨門星(こもんせい)が奴僕宮にある、あるいは対宮から照らしていると、問題はたいてい口から出ます。あなたは冗談のつもりでも相手は踏みにじられたと感じ、あなたは分析しただけでも、一周回って別の話になって返ってきます。
化禄(かろく)や化科(かか)が奴僕宮に入ると、手を貸してくれる人が身近に現れやすくなりますが、誰が本当の友人で、誰が場の付き合いで愛想がいいだけかは、やはり見分ける必要があります。化権(かけん)が奴僕宮に入ると、あなたは輪の中で物事を決める人になりやすく、責任と得るものの配分が不公平になると周りが反発し、あなたは裏切られたと感じます。
奴僕宮の三合は父母宮と子女宮で、対宮は兄弟宮です。上下関係のある友人、あなたが面倒を見ている人、指導している後輩との決裂も、この二つの宮から見えることがよくあります。都合のいい人として扱われる、後輩や取り巻きに機会を奪われる。傷つくのは、あなたがもともといた位置です。命宮、財帛宮、官禄宮は奴僕宮の組には入りませんが、別に見ておきます。命宮はどれくらい早く人を信じるか、財帛宮はお金のやりとり、官禄宮は協力の約束を書面にしているかです。義理は堅いのにルールをはっきりさせていないと、一度お金を分けただけで決裂することがあります。
なぜここ数年、友人関係のトラブルが多いのか
本命の命盤が示すのは、あなたがいつもどう友人を作るかです。大限が奴僕宮を通る10年は、友人、同僚、協力相手がこの時期の中心で、友達に裏切られるような出来事に出会いやすくなりますが、この10年の周りが信用できない人ばかりという意味ではありません。大限が財帛宮を通るとお金のやりとりから人間関係の問題が浮かび、官禄宮を通ると仕事上の競争が友情より前に来ます。流年(年運)の化忌がさらに奴僕宮や財帛宮に入る年は、話が漏れる、貸したお金が返ってこない、機会を奪われるといった具体的な出来事が起きやすくなります。
先を当てようとするより、過去と照らすほうが役に立ちます。これまでの似たような決裂を二、三回分、そのときの大限・流年がどの宮を通っていたかと照らしてみてください。合っていれば、自分のパターンが見えたということです。合わなければ、その人の問題を自分の運命として抱え込まないことです。時間の層の重ね方は大限・流年の見方にまとめています。
付き合いを続けるべきか:修復できるのは境界線か関係の構造か
線の引き方がまずかっただけなら、距離を調整し、ルールを足せば立て直せます。お金を貸すときは借用書を書く、グループでは話さないことを決める、今後は伝言を引き受けない、などです。二人の友情に対する考え方が根本から違う場合、つまり一方は義理があるなら無条件に助けるべきと考え、もう一方は何事も対等であるべきと考えている場合は、続けてもまた同じことでぶつかるだけで、奴僕宮がどれほどよくても、お金や仕事での食い違いは埋まりません。化忌の年は、感情が高ぶったまま人前で決着をつけようとしないことです。化科や化禄が入る年は、話をはっきりさせ、貸し借りを清算するのに向いています。許すかどうかは、また別の話です。
すでにお金や契約が絡んでいて、返済の催促、共同事業の解消、内容証明郵便での請求などが必要なら、弁護士や税理士に相談してください。今日できることとして、無料で命盤を作成し、あなたの奴僕宮に何の星があり、化忌がどの宮にあるかを確かめてみましょう。