紫微斗数Q&A

悪夢・眠れないときの占い:命盤で見る疲れの元

悪夢をよく見る、夜中に目が覚める、眠れないときの占いとして、紫微斗数の命盤で消耗が疾厄宮・福徳宮・田宅宮・官禄宮のどこにあるかを見ます。夢は予兆ではなく、病名もわかりません。火星・鈴星の読み方と今夜からできることがわかります。

よく眠れない、悪夢をよく見る、昼間に元気が出ない。夢占いで意味を調べる前に、命盤でわかることを知っておいてください。紫微斗数(しびとすう)の命盤が示すのは、消耗がどの層にあるかで、病名とは結びつかず、夢が何を予告しているかも読めません。体のスイッチが切れないなら疾厄宮、頭のスイッチが切れないなら福徳宮、住まいが落ち着かないなら田宅宮、勤務の予定に夜が食われているなら官禄宮を見ます。四つの宮を分けて見てはじめて、今夜まず何を止めればよいかがわかります。

奴僕甲寅廉貞破軍遷移乙卯疾厄丙辰天府財帛丁巳天同太陰子女戊午武曲貪狼夫妻己未太陽巨門兄弟庚申天相命身辛酉天機天梁父母壬戌田宅甲子官禄乙丑紫微旺七殺平福徳宮癸亥木三局命主 文曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:福徳宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

疾厄宮と田宅宮は、どの命盤でも必ず同じ三合の組に入っています(もう一つの三合は兄弟宮)。疾厄宮の向かいは必ず父母宮です。福徳宮の向かいは必ず財帛宮で、三合は夫妻宮と遷移宮です。ですから住まいが落ち着かないことは体の回復に直接つながり、支払い、恋愛、外で張っている気も、そのまま眠りにまで持ち込まれます。

横になっても頭が止まらないのはなぜか

福徳宮を見ます。天機星(てんきせい)が福徳宮にある人は、明かりを消した後も次の段取りを考えていて、同じことが何通りにも形を変えて夢に出てきがちです。巨門星(こもんせい)が福徳宮にある人は、昼間に言えなかったことを夜に頭の中や夢の中で言い争って終わらせます。太陰星(たいいんせい)が福徳宮にある人は、光や音に敏感で、少しの物音で目が覚めます。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が福徳宮にある人は、忙しいときより暇なときのほうが落ち着かず、夢の中でもよく急いだり走ったりしています。化忌が福徳宮に入ると、一つのことを強く握りすぎます。化禄が福徳宮に入ると、食べることやスマートフォンで眠りの代わりにしがちで、その場は効いても浅い眠りはまた戻ってきます。四化の読み方は四化とはをご覧ください。

悪夢をよく見る、夜中に目が覚めるのは何かが起きる前触れか

多くは、昼間に片づかなかったことが夜に持ち越されているのです。火星(かせい)と鈴星(れいせい)は、その音量を上げます。火星が福徳宮か命宮にあると気が立ちやすく、夢は口論や追いかけられる場面、突然目が覚めることが多くなります。鈴星が入ると、一晩に何度も目が覚めるような形になりやすく、昼間も何か手放せないことが残っている感じがします。火星・鈴星はその宮に入っているときの影響がいちばん直接的で、三方から照らすときもリズムが速められます。二つの星はそれ自体に四化がつきません。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が福徳宮の近くにあると、損得の見方がテーマになり、つかもうとするほどつかめず、夜に何度も計算を繰り返しがちです。怪しい力とは関係ありません。詳しくは地空・地劫とはをご覧ください。

借金を取り立てられる夢、試験が終わらない夢、帰り道がわからない夢を見たら、夢占いの本をめくるより、財帛宮・夫妻宮・遷移宮のあたりがこのところ特に張りつめていないかを振り返るほうが役に立ちます。夢を予兆だと思っている期間が長いほど寝る前に緊張し、かえって夢が増えます。

体がずっと疲れているとき、命盤のどこを見るか

疾厄宮を見ます。回復力と、ストレスが体のどこに出るかを表す宮です。太陰星が疾厄宮にある人は、気持ちが眠りのスイッチになっていて、考えごとが増えると眠りが浅くなります。武曲星(ぶごくせい)が疾厄宮にある人は我慢強く、小さな不調を口にしないので、まず肩や首がこります。七殺星が疾厄宮にある人は、働きすぎが急に来て、ようやく止まった最初の夜にかえって細切れにしか眠れないことがよくあります。疾厄宮に主星がないときは、向かいの父母宮から星を借ります。親や上司から圧力がかかると、まず眠りに出ます。疾厄宮でどこまでわかるかは疾厄宮で大きな病気はわかるのかをご覧ください。

住まいも関係します。天府星(てんぷせい)や太陰星が田宅宮にある人は、家が静かでないと眠れません。破軍星や七殺星が田宅宮にある人は住まいの変化が多く、ベッドになじむ前にまた引っ越しや修繕がやってきます。化権が官禄宮にあると、横になっても明日誰に何を頼むかを考えています。月曜から金曜に睡眠を削って仕事の遅れを取り戻すと、週末でも取り返せません。これは仕事のリズムの問題です。

ここ一、二年、特に眠れないのはなぜか

大限と流年を見ます。大限(10年運)が福徳宮を通る10年は、もともと頭のスイッチが切れにくいので、寝る前の習慣を長い目で取り組む課題にします。疾厄宮を通るときは、体のサインがはっきりしてきます。田宅宮を通るときは、引っ越し、リフォーム、同居人との摩擦がまず眠りを妨げる原因になります。流年(年運)の化忌が福徳宮か命宮に入る年は夢が特に多くなりますが、たいていは片づけていないことがたまっているのです。眠れなかった年を大限と流年に照らし合わせてみてください。合わなければ、まず生まれた時刻を確かめます。時刻が一つ違うと、疾厄宮も福徳宮もまとめて入れ替わることがあります。時間の重ね方は大限と流年の見方にあります。

今夜からできること

福徳宮が張りつめているなら、明かりを消す前に、終わっていないことを紙に書き出し、明日やることを一つだけ残します。疾厄宮にランプがついているなら、まず生活リズムを取り戻します。田宅宮が張りつめているなら、寝室の光と音、同居する人との境界線を先に整えます。官禄宮が張りつめているなら、残業は何時までと上司にはっきり伝え、睡眠で仕事の時間を埋め合わせないようにします。長く眠れない、昼間ぼんやりして仕事に差し支えるときは、まず医師に体の状態を確かめてもらい、それから命盤を見てください。健康全体の見方は健康運の見方をご覧ください。

無料で命盤を作成して、福徳宮と疾厄宮にそれぞれどの星が入っているかを見てみましょう。そして今夜は、寝る一時間前に仕事のメッセージを閉じてください。