恋愛と結婚

三角関係の占い:夫妻宮・恋愛運・奴僕宮のどこが動いているか

三角関係から抜け出せないときの紫微斗数の占い方。夫妻宮、桃花星(恋愛運の星)、奴僕宮のどこが動いているかを見て、関係の名前、熱、人間関係の輪のどれに手をつけるべきかを分けます。

三角関係で動けなくなっているとき、紫微斗数(しびとすう)の占いは誰が正しいかを裁きません。できるのは、どの層が動いているかを分けることです。夫妻宮は関係の名前と立場を、桃花星(とうかせい、恋愛運の星)は熱と人目につくことを、奴僕宮はそばにいるあの人、友人関係、紹介、家には持ち帰れないつきあいを受け持ちます。

天機太陰子女甲寅巨門兄弟丙辰天相命丁巳天梁父母戊午廉貞七殺福徳己未田宅庚申官禄辛酉天同奴僕壬戌武曲破軍遷移癸亥太陽疾厄甲子天府財帛身乙丑紫微旺貪狼利禄夫妻宮乙卯土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

三つの層が同時に熱くなっていることもあれば、一つだけが回っていることもあります。分けてみてはじめて、手をつけるべきが立場なのか、熱なのか、人間関係の輪なのかが分かります。

関係の名前、熱、輪を分けて読む

夫妻宮は、この関係に落ち着ける場所があるかを見ます。夫妻宮の三方四正は、夫妻宮そのもの、三合の遷移宮と福徳宮、対宮の官禄宮です。夫妻宮に主星がなく官禄宮の星を借りる人は、恋愛が一緒に働くことから始まりやすく、もう一人の相手も同僚や仕事仲間であることが多い一方、関係の名前の話はいちばん遅れます。天相星(てんそうせい)や天梁星(てんりょうせい)が夫妻宮にあると体面を重んじ、まずパートナーらしくありたいので、関係を隠して公にできないことがいちばんつらくなります。貪狼星(どんろうせい)や廉貞星(れんていせい)が夫妻宮にあると、もともと濃さや新鮮さを求めるので、問題が外の人から始まるとは限らず、関係そのものが三人目の役を生むこともあります。

遷移宮は外に出たあとの暮らしが別の世界になっていないかを、福徳宮は一人のときのあなたがまだこの関係を認めているかを見ます。関係の名前の層に居場所がなければ、熱がどれほど高くても、それで縁を証明することはできません。

桃花はひとまとまりの星で、決まった宮はありません。貪狼星が主な桃花星で、廉貞星がそれに次ぎます。命宮にあると熱は人目につくことから始まり、遷移宮にあると熱は旅先や外出先で生まれます。紅鸞星(こうらんせい)・天喜星(てんきせい)は恋愛の出来事を照らし、天姚星(てんようせい)・咸池星(かんちせい)は場を熱くしますが、どれも立場を与える星ではありません。子女宮は年下の人、教え子、作品、ペットを見る宮なので、三人目の宮として扱わないでください。桃花の基本的な読み方は恋愛運占いをご覧ください。

人間関係の輪を表すのは奴僕宮です。血のつながりはないのによく一緒に動く人は、主にこの宮で見ます。対宮は兄弟宮で、同世代とどう譲り合い、どう取り合うかが友人や同僚にも持ち込まれます。三合は父母宮と子女宮で、目上が誰を紹介してくるか、あなたが面倒を見る人にどう消耗させられるかも、この二つの宮から入ってきます。

貪狼星や廉貞星が奴僕宮にあると、飲み会がにぎやかで話題も多く、三人目は輪の中から現れやすいです。巨門星(こもんせい)が奴僕宮にあると、話がいくつものバージョンで出回り、「分析してあげているだけ」の一言で三角関係がグループ全体の話になります。天同星(てんどうせい)や太陰星(たいいんせい)が奴僕宮にあると、誰とも縁を切らずに残しておくので、境界があいまいになると、そばにいるあの人が止まらなくなります。友人関係の読み方は奴僕宮で見る友人関係をご覧ください。

三つの層を照らし合わせると、中心がどこかが分かります。桃花だけが熱いなら、たいていは惹かれているだけで、まだ立場や輪の問題にはなっていません。奴僕宮だけが動いているなら、そばにいる人があなたに影響しているのであって、関係の名前の宮は一度も開いていないかもしれません。夫妻宮だけが動いているなら、関係の名前の問題が表に押し出されているのであって、外に本当にもう一人の主役がいるとは限りません。熱を輪と取り違えたり、輪を関係の名前と取り違えたりすると、話すべき相手を間違えます。

三角関係がなかなか切れない理由

生年四化はこの件であなたが繰り返しつかんでしまうものを、大限四化はこの10年の重点がどこにあるかを表します。化忌が夫妻宮に入るとテーマは関係の名前と境界線、奴僕宮に入るとテーマは人間関係の輪による消耗で、三人目が切れないのは輪が切れていないからであることが多いです。化禄が奴僕宮に入ると、輪があなたの前に人を連れてきますが、連れてこられたからといって受け入れてよいわけではありません。化禄が命宮や遷移宮に入ると、熱が先に来て、立場がついてくるとは限りません。

化権は誰が態度表明の主導権を握るかを、化科は公にできるかを見ます。四化の基本的な読み方は四化とはをご覧ください。

大限(10年運)の四化は別の層です。大限の化忌が夫妻宮に入ると、この10年は立場の問題が大きくなります。奴僕宮に入ると、誰をそばに置くか、どう境界を引くかが繰り返し出てきて、そばにいるあの人をとりわけ手放しにくくなります。大限の化禄が遷移宮に入ると外での熱が増え、奴僕宮に入ると輪の入り口が広がります。

擎羊星(けいようせい)が夫妻宮か奴僕宮にあると、決着の話し合いは急に激しくなりがちです。陀羅星(だらせい)が入ると、引きずって切れない形になります。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)がこれらの宮にあるのは、あなたが得失をどれだけ重く見ているかを表します。

なぜこの数年に三角関係が起きたのか

大限が奴僕宮にあると、三人目は輪の中から来やすく、恋愛を問い詰めるより先に輪を整理するほうが的を射ています。大限が夫妻宮にあると、関係の名前が表に出され、隠し続ける代償が大きくなります。大限が遷移宮にあると、熱は外で生まれ、家族や友人は知らないこともあります。大限が官禄宮にあると、一緒に働く関係が先に熱くなり、三人目は仲間のように見えて、関係の名前の話にはなりません。

流年(年運)が奴僕宮に当たると、輪に人が入ってきたり話が伝わったりすることが増えます。夫妻宮に当たると決着の話が持ち上がり、遷移宮や命宮に当たると熱が先に動きます。大限が奴僕宮にあって流年が夫妻宮に当たる年は、輪と関係の名前が同じ年にぶつかり、いちばん選択を迫られる形になります。時期の読み方は大限と流年の見方をご覧ください。

自分に三つの問いを立ててみてください。本命の貪狼星・廉貞星は命宮、遷移宮、夫妻宮、奴僕宮のどこにあるか。生年の化忌や化禄は関係の名前と輪のどちらに当たっているか。この10年の大限は奴僕宮、夫妻宮、遷移宮のどれか。三つの答えが同じ宮を指して、はじめて誰が動いているかを確かに言えます。二人のつきあいのリズムを並べて見たいなら紫微斗数の相性の見方をご覧ください。相性で分かるのはつきあいのコストで、相手が立場を譲るかどうかまでは分かりません。

先に手をつけるのは関係の名前か、熱か、輪か

三つの層が同時に動いているとき。関係の名前に居場所がなく、熱はまだあり、輪もその人をあなたの暮らしに残していて、大限も夫妻宮か奴僕宮にある。このときは、はっきり言葉にするのがいちばん確かです。居場所はあるのか、輪をどう切るのか、話をどこまでで止めるのか。変えるべきは言い方と境界線で、相手が自分から消えるのを待たないことです。

桃花だけが熱く、夫妻宮も奴僕宮も動いていないとき。場が熱くメッセージが多くても、まだ立場や輪の層には届いていません。熱を三角関係に格上げせず、共通の友人を巻き込まないようにしましょう。

奴僕宮が動いていて、夫妻宮に居場所がないとき。先に輪と話の出どころを切ります。グループや共通の集まりから離れ、間に入って話を伝える人とは距離を置きましょう。立場はなく輪も開いたままなら、先に生活の範囲を自分の手に取り戻し、それからこの恋愛を続けるかを決めます。輪を切るのは自分がよく見えるようになるためで、仕返しのようにする必要はありません。無料で命盤を作成して貪狼星・廉貞星と化忌がどの宮にあるかを見てから、どの層から手をつけるかを決めてください。