結婚の挨拶の時期:相手の親に会う前に結婚運と目上との縁を見る
結婚の挨拶の時期を紫微斗数で見る方法。夫妻宮でこの関係が人に知られても揺らがないか、父母宮で目上との線がもともと張りつめていないかを分け、いつ相手の親に会うと落ち着くかを考えます。
結婚の挨拶の時期を考えるとき、紫微斗数(しびとすう)では二つのことを分けて見ます。この関係が周りに知られても揺らがないか、そしてあなたと目上の人との線がもともと張りつめていないか。前者は結婚運で、中心は夫妻宮です。後者は目上との縁で、中心は父母宮です。この二つの宮は十二宮の中で隣り合っておらず、直接は引っ張り合いません。だから相手の両親への挨拶は、二つの課題を同時にこなす場になりがちです。命盤で判断できるのは、いま会うことがお互いを知る場になるのか、対決の場になるのか、それともまだ時期ではないのか、です。
結婚運:周りに知られたあとも、この関係は落ち着いていられるか
夫妻宮は、近づき方、関係の名前、家族に見られたあとも続けていけるかを見ます。貪狼星(どんろうせい)や廉貞星(れんていせい)が夫妻宮にあると、関係の濃度が高く境界線のテーマがはっきり出るため、親は第一印象で「複雑そう」とまとめがちです。武曲星(ぶごくせい)や天相星(てんそうせい)が夫妻宮にあると、つきあい方が用事を片づけるような形になり、顔合わせの席がかえって会議のようになります。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が夫妻宮にあると、テンポが速く変化も大きいため、親には不安定に見えることがあります。どれもつきあい方のリズムの話で、人柄までは読めません。
夫妻宮の対宮は官禄宮です。勤務時間、肩書き、場を仕切るのは誰か、といったことが「この人は頼りになるか」に置き換えられて見られます。三合は遷移宮と福徳宮です。遷移宮は外に出ること、相手の家に行くこと、その日の食事の席で居心地よくいられるかを見ます。福徳宮は、会ったあとあなたが落ち着いていられるか、帰ってから会っていた時間より長く考え込んでしまわないかを見ます。両親への挨拶で試されるのは、二人きりのときの仲のよさよりも、人に見せることと外に出ることであることが多いのです。
巨門星(こもんせい)が夫妻宮にあると、言葉がいちばん大事になり、食事の席での一瞬の沈黙も「何かある」と読まれがちです。そこに化忌が加わると言葉がとがりやすく、昔のことも持ち出されやすくなります。この組み合わせでできることは、挨拶の場では顔を知ってもらうことだけに絞り、式の時期、住まい、どちらの名字にするかといった話を一度に広げないことです。
目上との縁:父母宮は催促と取り次ぎにつながる
父母宮は親、先生、上司、そしてあなたがどう育てられたかを見ます。あなたの側から権威をどう経験してきたかを見るもので、相手の親が悪い人かどうかには答えません。父母宮に天同星(てんどうせい)があると、あなたは目上の前でも比較的力を抜いていられ、初対面は難しくありません。難しいのは、そのあと身内のように扱われ、結婚式の時期や子どもの予定を気にかけられたとき、うまくかわせないことです。天相星があると、礼儀にとても気を配り、手土産、呼び方、席次まであれこれ考えます。廉貞星があると、決まりや距離感に敏感で、自分が認めてもらえるかをずっと気にします。破軍星があると、目上の意見に率直に返しやすいので、初対面の印象を最終結論と考えなくてかまいません。
天魁星(てんかいせい)・天鉞星(てんえつせい)が父母宮にあると、目上の人に引き立ててもらいやすく、挨拶の席で誰かが自然に場をとりなしてくれることがあります。父母宮に化忌があると、目上との摩擦が繰り返し表に出ます。今回の挨拶に限った話とは限りません。進路や就職先を選んだときも同じだったか。まずそこを振り返ると、昔からのパターンとこの関係そのものの摩擦を分けられます。
父母宮の対宮は疾厄宮です。目上からのプレッシャーが大きくなると、まず眠りや体に出やすいので、挨拶の前後は睡眠を整えておきましょう。三合は子女宮と奴僕宮です。子どもの予定を聞かれるか、家の中で誰が話を取り次ぐか、誰が間に立つかは、この二つの宮を通ります。田宅宮は、相手の家に迎え入れてもらえるか、同居するかを見ます。挨拶が相手の実家で行われるなら、夫妻宮一つよりも遷移宮と田宅宮のほうがにぎやかに動きます。すでに家族がはっきり反対しているなら状況が違うので、親に結婚を反対されたときをご覧ください。
結婚の挨拶はうまくいくか:生年四化と大限四化
生年の化禄が夫妻宮に入ると、恋愛は始まりやすいものの、それだけで挨拶に行く時期だとは言えません。生年の化忌が夫妻宮に入ると、関係の名前と安心感が長いテーマになり、顔合わせが答え合わせのようになりやすいです。生年の化科が父母宮か夫妻宮に入ると、紹介や公の場は進めやすく、化権がこの二つの宮にあると、誰が進め方を決めて誰が譲るかが話し合うべき点になります。生年の化忌が父母宮に入るなら、あなたと権威の線はもともと敏感で、挨拶はその古い反応を呼び起こすだけです。
大限(10年運)の四化はその10年だけに働きます。大限の化科が父母宮か夫妻宮に入ると、この10年は人前に出る場を乗り切りやすくなります。大限の化権なら、挨拶のペースを誰が決めるかがもめどころになります。大限の化忌なら、同じ摩擦が繰り返し出るので、まず二人の間の話を済ませ、挨拶を試験のように扱わないことです。四化の読み方は四化とはをご覧ください。
なぜこの1、2年、挨拶を急かされるのか
大限が夫妻宮にある10年は、関係と約束が大きく扱われます。両親への挨拶は、突然言い出されたものではなく、この道のりでもともと越える一段です。大限が父母宮にあると、目上のテーマが大きくなり、急かしてくるのはプレッシャーで、あなたが公にしたいからとは限りません。大限が遷移宮にあると、外に出ること、相手の生活圏に入っていくことが大事になります。大限が官禄宮や財帛宮にあると、重心は仕事と収入にあり、挨拶は残業の後回しにされがちです。これは単に時間が取れないということです。
流年(年運)でさらに父母宮か夫妻宮が重なると、その年は進み具合を聞かれたり食事の席を設けられたりすることが増えます。流年だけに動きがあって、大限のテーマが恋愛にも目上にもないなら、たいていは急かされているだけで決まりません。結婚の時期そのものは結婚時期占いを、10年と1年の分け方は大限と流年の見方をご覧ください。
相手の親に会うのに合う時期
大限がすでに夫妻宮か遷移宮に来ていて、父母宮に目立った古い摩擦がなく、二人とも関係を公にするつもりがあるなら、挨拶は親に相手を知ってもらう場であって、許しをもらいに行く場ではありません。
大限が官禄宮や財帛宮にあるとき、あるいは父母宮と夫妻宮の両方に化忌があるときは、挨拶が二つの課題を一度に抱える場になりやすいです。先に二人の勤務時間、住まい、これからの予定をよく話し合ってから食事の約束をすると、順序が整って疲れにくくなります。
流年で急かされているだけで、大限がまだ関係する宮に来ていないなら、まずこの顔合わせの目的をはっきりさせましょう。顔を知ってもらうのか、報告なのか、結婚の時期を話すのか。誰が紹介役をするか、どの話題には触れないか。こうした準備をしておくほうが、どの日に会うかを占うより役に立ちます。
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