紫微斗数で金運が良くなる時期を見る:流年四化と財帛宮の読み方
紫微斗数で金運が良くなる時期を見る方法です。まずこの10年の大限がお金に関わる宮を通るか、次にその年の流年四化が財帛宮に巡ってくるかを確かめます。化禄・化権・化科・化忌の意味と、攻めるか守るかの判断も解説します。
紫微斗数(しびとすう)の金運占いで「お金の流れはいつ良くなるか」を見るときは、二段階で考えます。まずこの10年の大限(10年運)がお金に関わる宮を通っているか。次にその年の流年(年運)の四化が財帛宮を照らしているかです。大限が金運に関わる宮にあり、さらに流年の化禄か化権が財帛宮に入るなら、本当に金運が上向いたと言えます。流年だけが明るいときは、一度お金が入ってもすぐ出ていくことが多く、稼ぎ方そのものは変わりません。
財帛宮はどの命盤でも決まった三つの宮とつながっています。三合は命宮と官禄宮、対宮は福徳宮です。お金のことは財帛宮ひとつでは完結せず、あなた自身、あなたの仕事、お金を使うときの気持ちがいっしょに入ってきます。
どの大限がお金の動きと重なりやすいか
大限は一つの宮に10年ずつとどまります。どの大限の三方四正が生まれつきの財帛宮を照らすかは、決まった計算で出せます。大限が順行の人(陽年生まれの男性、陰年生まれの女性)は、第1・第3・第5・第9の大限が財帛宮を照らします。逆行の人(陰年生まれの男性、陽年生まれの女性)は、第1・第5・第9・第11の大限です。何番目の大限が何歳から始まるかは、命盤を作るとそれぞれの宮に書かれています。この大限に入ると、お金のことが動きやすくなりますが、良いか悪いかは、その10年の星と四化しだいです。
大限が財帛宮そのものを通ると、お金のことがとりわけ多くなります。官禄宮を通ると、まず仕事や商品づくりで忙しく、お金は一歩遅れて来がちです。福徳宮を通ると、出費が気分に左右され、どれだけ入ってきても使ってしまいやすくなります。田宅宮、疾厄宮、遷移宮を通ると、家、体、外出のことが先に気力と出費を占めます。
今年の金運は上向くか
今年の流年四化が財帛宮に入るか、財帛宮の三方四正を照らすかを見ます。化禄が戻ってくれば、チャンス、お客さん、お金を払ってくれる人が増えます。やるべきことは、受け止めて、貯めることです。化権が戻ってくれば、お金はあなたが自分で取りにいくものになります。見積もりを出す、請求を催促する、もうからない仕事をやめる、といった動きです。化科が戻ってくれば、顧問料や講演料のような名目のある専門収入が入りやすくなりますが、金額が大きいとは限りません。化忌が戻ってきても、その年に収入がないわけではありません。値付け、帳簿、資金繰りの問題が表に出てくる年なので、まずコストを洗い出すのに向いています。今年の干の四化は四化表で確認できます。
流年の化禄が命宮にしか入らないなら、助けてくれる人はいても、お金が口座に入るとは限りません。官禄宮だけなら、仕事は認められても、稼ぐ方法がまだ見つかっていないかもしれません。福徳宮だけなら、気持ちがゆるむのといっしょに、財布のひももゆるみます。
稼いでいるのにお金が残らないのはなぜか
財帛宮の主星と生年四化を見ます。武曲星(ぶごくせい)が財帛宮にあると、収入は一件ずつ納品して得るもので、流年の化禄が戻ってくると、ある四半期から入金が安定することがよくあります。天府星(てんぷせい)が財帛宮にあれば、守るのは得意でも、収入を増やすのはゆっくりです。太陰星(たいいんせい)が財帛宮にあると、貯金の額をとても気にします。貪狼星(どんろうせい)や破軍星(はぐんせい)が財帛宮にあると、稼ぐのは早いぶん、最初の収入を先に使ってしまいがちです。生年の化忌が財帛宮にあると、お金にとても慎重になる一方、借りては返す自転車操業のようなやりくりをするくせも出やすくなります。生年の化禄が財帛宮にあると、チャンスも手元を通るお金も多くなりますが、残るかどうかは別に見ます。
地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が財帛宮にあると、計画が空振りしやすいので、まだ手に入っていないお金を入ったものとして扱わないことです。財帛宮に主星がないときは対宮の福徳宮の星を借りて読み、お金の使い方は福徳宮の星に表れます。お金の残し方は生年月日の金運占い:お金が貯まる体質かへ。
大限の化忌が財帛宮に入ったら、この10年はもうだめか
そうではありません。大限の四化はその10年だけのもので、生年四化とは分けて読みます。大限の化忌が財帛宮に入る10年は、帳簿、値付け、借入を広げて整理するのに向き、もう一度借りて規模を広げるのには向きません。大限の化禄が財帛宮に入ると、稼ぎ方が変わりやすくなりますが、もともとお金に慎重な人は、それでも先にまとまった額を貯めておくことです。生年の化忌があっても、この10年がだめだということにはならず、大限の化禄があっても、生まれつきのくせが消えるわけではありません。10年と1年の重ね方は流年とは?大限・流年の見方で解説しています。
いまは攻めるか、守るか、備えるか
攻める時期:大限が財帛宮を照らしているか官禄宮にあり、流年の化禄か化権も財帛宮の三方に戻ってくるとき。自分から見積もりを出し、請求をし、商品を売りにいきましょう。帳簿はいつもどおり自分でつけます。守る時期:大限が財帛宮にあるのに、流年の化忌や地空・地劫が照らすとき。まず帳簿を整理し、お金が漏れる出費を止め、新しい仕事は始めないことです。備える時期:流年だけが良く、大限は別の宮にあるとき。コスト、見積もり、損切りのラインを計算しておけば十分です。
いちばん確かなのは、さかのぼって確かめることです。過去に手元が明らかに楽だった年、苦しかった年を拾い出し、そのとき大限がどこにあり、流年の四化が財帛宮に戻っていたかを照らし合わせます。合っていれば、この読み方で次の年を見てかまいません。無料で命盤を作成して、いま自分が何番目の大限にいるかを確かめ、今年の収入と固定費を一枚の表にまとめておきましょう。命盤からわかるのはタイミングで、どの入金があるかまではわからず、お金の判断の代わりにもなりません。