紫微斗数Q&A

片思い占い:好きな人に別の人がいるとき、待つか引くかを紫微斗数で見る

片思いの相手に別の人がいる、待つか引くか。紫微斗数の片思い占いでは、熱いのが桃花の星なのか夫妻宮なのかを分けて見ます。場が盛り上がることと、あなたの居場所があることは別の宮の話です。

片思いの相手に別の人がいるとき、待つか引くかを紫微斗数(しびとすう)で占うなら、まず熱を帯びているのが「関係の名前(恋人という立場)」なのか、それとも「場の盛り上がり」なのかを分けます。桃花(とうか)の星や友人の輪がにぎやかなのは、人を惹きつける力が動いているというだけで、夫妻宮に動きがなければ、その立場はまだあなたの側にありません。待つことにも二種類あります。相手が気持ちをはっきり言うまで時間をあげる待ち方と、自分の不安の行方を相手に決めてもらう待ち方です。この二つは命盤で見る宮が違い、払う代償も違います。

紫微天府財帛甲寅太陰子女乙卯巨門兄弟丁巳廉貞天相命戊午天梁父母己未七殺福徳庚申天同田宅辛酉武曲官禄壬戌太陽奴僕癸亥破軍遷移身甲子天機疾厄乙丑貪狼廟禄夫妻宮丙辰火六局命主 破軍 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

熱いのは桃花の星か、夫妻宮か

場の熱さは、桃花の星と奴僕宮(友人・同僚の宮)で見ます。天姚星(てんようせい)や咸池(かんち)が命宮や夫妻宮の近くにあると、「なんとなく近い人」が同時に何人もいる状態になりやすく、会う場は盛り上がり、メッセージも頻繁なのに、恋人という立場までは届きません。奴僕宮は友人や同僚など日常的に顔を合わせる人の宮です。あなたが感じている「ほかにも誰かいる」は、多くの場合この輪の中の話で、相手があなたを正式な位置に置いているとは限りません。奴僕宮に化禄(かろく)が入ると集まりも人も増えますが、あなたの番が来るかは別の話です。化忌(かき)が入ると、友人の輪の中での比較やうわさが増え、相手の周りの人と自分をつい比べてしまいます。なお子女宮は子どもや後輩、作品の宮で、この問いには入りません。

恋人としての立場や関係が進む速さを見るのは夫妻宮です。天同星(てんどうせい)、太陰星(たいいんせい)、天相星(てんそうせい)が夫妻宮にあると、親しくなってから時間をかけて温まるタイプで、相手が迷っているように見えても、実はまだあなたを「友達」の枠から移していないだけのことがあります。殺破狼(さっぱろう)と呼ばれる七殺星(しちさつせい)・破軍星(はぐんせい)・貪狼星(どんろうせい)のどれかが夫妻宮にある人は、引き延ばしすぎると相手に「その気がない」と受け取られます。相手に別の人がいるのにあなたが待ち続けていると、相手はあなたを後回しにしてもいい人だと感じます。

夫妻宮に主星がない場合は、対宮の官禄宮の星を借りて読みます。関係が協力や共同作業のようになりやすく、公にする段階がいちばん遅れがちです。会う場と境界線の分け方は桃花運とはで詳しく書いています。

二つを並べて初めて区別がつきます。桃花の星と友人の輪は熱いのに夫妻宮が静かなら、あなたが待っている位置を相手はまだ用意していません。夫妻宮に化禄や化科(かか)がついているのに、相手が人に言えない時間帯にしか連絡してこないなら、問うべきは「相手の側にあなたの席があるのか」です。尽くす量を増やしても、一途さが返ってくるとは限りません。

貪狼・天姚と紅鸞:場が熱くても、扉が開いたとは限らない

貪狼星が夫妻宮や命宮にある人は、新鮮さを強く求めます。選択肢が同時にいくつかあることを本人はふつうだと思っていても、あなたからは裏切りに見えます。天姚星が恋愛の宮にあると、雰囲気がよく、言葉にならない近さが多いのに、立場をはっきりさせるのが苦手で、曖昧な関係が得意で落ち着きにくい傾向があります。天姚星を見ただけで待つと決めるのは、惹かれていることを相手の約束と取り違えることになります。

紅鸞星(こうらんせい)や天喜星(てんきせい)が入ると、恋愛面で何かが起こるサインです。誰かに態度をはっきりさせるよう迫られる、第三者が入ってくる、あるいはあなた自身がこれ以上消耗したくなくなったりします。結果は相手があなたを選ぶとは限らず、長く続いた曖昧な関係が話し合いに追い込まれることもあります。紅鸞星の重なり方は紅鸞星で読めます。

化権(かけん)が夫妻宮に入ると、先に気持ちを言ったほうが負けのような空気になります。相手に別の人がいるときにあなたが立場を求めると、どちらが強いかの勝負になってしまいます。化科は体裁を重んじるため、二人きりでは近いのに人前では普通の友人として扱われ、待つ側がいちばんつらい形になります。

遷移宮と福徳宮:相手はどこにいて、あなたは何をすり減らしているか

遷移宮は、その「別の人」が実際に現れる場所であることがよくあります。別の街、別のコミュニティ、あなたがいない時間です。遷移宮が強く、流年もそこに重なると、相手は外で人と知り合う機会がもともと多く、あなたとだけやりとりしてほしいと望んでもむずかしくなります。巨門星(こもんせい)が遷移宮にあると、外から入ってくる話が多く、あなたが聞く前に誰かから別の話を聞かされていることがあります。

福徳宮は、一人のときに心の置き場所があるかを見ます。ここに化忌があると、待っているあいだ同じことを何度も考えてしまいます。既読がついたのに返信がない、ストーリーズの更新、共通の友人の集まり、どれも半日考え込む材料になります。太陰星と天機星(てんきせい)が福徳宮にそろうと考えが止まらず、人に話せないことが毎日頭の中を回ります。

七殺星や破軍星が福徳宮にあると、時間が空くとかえって落ち着かず、待つことが特にこたえます。そういうときは力を自分のことに戻すほうがよく、相手が証明するまで三か月待ってあげる必要はありません。福徳宮が示すのはあなたがどれだけ深くはまっているか、夫妻宮が示すのは席があるかどうかで、二つは分けて考えます。「まだ別の人と連絡を取っている」を「縁が深いから待つべき」と読み替えることはできません。

好きな人にすでに恋人がいるとき、まず相手側の二つの宮

好きな人にもう恋人がいる、それでも待つべきか。結婚や同棲をしていたら、私の入る余地はあるのか。こういう問いでは、場の熱さはもう関係ありません。相手の立場は相手自身の夫妻宮にあり、あなたの夫妻宮がどれほど熱くても、その宮を借りることはできません。

あなたの命盤から、相手がどちらを選ぶかは読めません。相性は二人の付き合いのリズムを見るもので、ほかの人の家庭が壊れるかどうかは見られません。

生年の化忌があなたの福徳宮にあると、一人のときに手に入らない人のことを考え続けやすくなります。大限(10年運)の化忌がさらに福徳宮に入るなら、この10年は特に手放しにくいというだけのことです。二つの層は分けて読み、「運命的に待つべき」という結論は出てきません。流年の夫妻宮に紅鸞星や天喜星が来るのは出来事に光が当たるということで、立場そのものは夫妻宮で見ます。

相手にすでに決まった人がいる場合の身の引き方は、第三者の立場になったときにまとめています。

待つか引くか、時間の軸が立場をはっきりさせるか

大限が夫妻宮を通る10年は、約束や立場の話が表に出てきます。相手に別の人がいるなら「私の席はあるのか」と直接聞くほうがよく、引き延ばさないほうがいい時期です。大限が奴僕宮を通るなら人間関係が前に出る10年で、周りがにぎやかでも立場まではついてこないことがあります。大限が福徳宮なら、相手に聞く前に、自分がまだ待てるかを自分に聞きます。流年の夫妻宮に四化がつく、あるいは紅鸞星が来る年は、さらに引き延ばすと代償が大きく、話し合いに向いた年です。

まだ待てるのは、夫妻宮に動いている星があり、二人の生活圏が重なっていて、立場について聞いたときに相手が具体的な時期を言える場合です。引いたほうがいいのは、桃花の星ばかりが熱く、夫妻宮に席がなく、遷移宮が相手をあなたの入れない輪に置いていて、福徳宮がすでに空回りしている場合です。引くことは自分の時間を取り戻すことで、誰かを罰するためではありません。

今日できることとして、無料で命盤を作成し、あなたの夫妻宮と福徳宮に何の星があるかを確かめてください。惹かれる気持ちがどんな場から来るのかは、桃花運と照らし合わせると分けやすくなります。