恋愛と結婚

同性愛の恋愛占い:同性カップルの相性も夫妻宮と福徳宮で見る

紫微斗数の同性愛の恋愛占いでは、専用の宮はありません。親密さのリズムは夫妻宮と福徳宮、家族と外の世界とのずれは父母宮と遷移宮で見ます。同性カップルの相性の見方もほかの恋愛と同じであることがわかります。

紫微斗数(しびとすう)の命盤に、性的指向を表す宮はありません。同性愛の恋愛を占うときも、読めるのは、あなたがどう人を愛するか、一人のときに落ち着けるか、家族や公の場との間でどんな引っ張り合いが起きるかです。陰の性質を持つ星や桃花(とうか)の星、奴僕宮の一つだけで性的指向を決めつけるのは、命盤の読み違いです。

紫微天府財帛甲寅太陰子女乙卯巨門兄弟丁巳廉貞天相命戊午天梁父母己未七殺福徳庚申天同田宅辛酉武曲官禄壬戌太陽奴僕癸亥破軍遷移身甲子天機疾厄乙丑貪狼廟禄夫妻宮丙辰火六局命主 破軍 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

同性愛の恋愛にも専用の宮はない

夫妻宮は親密さのリズムを見る宮です。どう近づくか、どうけんかするか、どう距離を求めるか。紫微星(しびせい)や天府星(てんぷせい)がここにあると、尊重されること、安心できることを求めます。太陰星(たいいんせい)や天同星(てんどうせい)が入ると、情が深く、我慢を重ねることを恐れます。貪狼星(どんろうせい)や廉貞星(れんていせい)が入ると、関係が濃く、境界線の課題が目立ちます。こうした読み方は相手の性別によって変わりません。夫妻宮に主星がないときに対宮の官禄宮から星を借り、恋愛の入口が仕事や責任を通ってやってきやすいと読むのも同じです。

福徳宮は、一緒にいて落ち着けるかを見ます。夫妻宮が濃く、福徳宮がそれを受け止めきれないと、関係の中では満たされていても、一人になると空っぽに感じます。福徳宮に化忌があると、関係のことを何度も思い返しがちです。化禄があると、心がこの関係を認めやすく、自分が幸せでいることも許しやすくなります。十四主星の基本は十四主星一覧をご覧ください。

父母宮と遷移宮:家族と外の世界のずれ

父母宮は、目上の人や権威、あなたがどう育てられたかを見ます。太陽星(たいようせい)が父母宮にあると、家の中では隠しごとをしないことが求められ、隠している関係はとりわけ消耗します。太陰星が入ると女性の目上の人とのつながりが強く、家の中の空気が、あなたが話せるかどうかを先に決めます。天機星(てんきせい)が入ると、相手の反応をあらゆる形で先に考え尽くし、打ち明けるのはいちばん遅くなりがちです。父母宮に化忌があると、権威に触れると敏感になり、この関係を周りに見せるかどうかがまず家族のところで止まりやすくなります。二人が合うかどうかは、むしろその後の話です。

遷移宮は外での姿を見ます。太陽星が遷移宮にあると、人に見られることに比較的耐えられます。太陰星が遷移宮にあると、外の場で疲れやすく、関係が親しい人しか入れない輪の中にとどまりがちです。化科が夫妻宮や遷移宮を照らすと、公にすること、人前に出ること、紹介されることが比較的スムーズです。化忌がこの二つの宮にあると、関係の位置づけや公にすることが敏感な点になり、向き合うのは「どこで、誰に打ち明けるか」です。

日本では自治体のパートナーシップ制度が広がっていますが、どの時期にどこまで公にするかは命盤が決めるものではありません。命盤が示すのは、家族と外の世界のどちらで引っかかりやすいかです。

出会いがないときは、人との縁と夫妻宮の入口を分けて見る

周りはにぎやかなのに、付き合える人に出会えない。そんなときも別の基準はありません。まず人との縁がどの宮で強いかを見て、次に夫妻宮の扉が開くかを見ます。貪狼星や廉貞星が奴僕宮にあれば、友人の輪がにぎやかで紹介も多く、それは友人の場です。官禄宮にあれば職場で人目に触れやすく、関係の位置づけが仕事の立場と結びつきやすくなります。遷移宮にあれば、出かけたり場を変えたりして初めて出会えます。どれも人との縁がどこから来るかを示すだけで、性的指向とは関係ありません。

生年四化は土台です。化禄が夫妻宮に入ると入口は開きやすくなりますが、関係が定まるかはほかの宮も見ます。化忌が奴僕宮に入ると、交友の輪そのものが消耗しやすく、人に好かれても混乱しがちです。大限(10年運)の四化は別の組として読みます。この10年に化禄が夫妻宮や遷移宮に入ると、近づいてくる人や出かける場が目立ちます。化権が入ると、公にするかどうかが表立った問題になります。大限の化禄と生年の化忌は分けて読んでください。

時間の流れは大限で見ます。大限が夫妻宮を通ると関係と約束が大きくなり、奴僕宮を通ると友人や紹介が本当の入口になり、官禄宮や財帛宮を通ると場が役割やお金に回ります。流年(年運)の夫妻宮が本命の奴僕宮に重なると紹介が増えます。流年だけが明るく、大限のテーマが恋愛や外出にないときは、多くは聞かれる、紹介されるで終わります。出会いの全般的な見方は出会いがない理由をご覧ください。

同性カップルの相性占いに別の見方は必要か

二人の命盤を並べるときも、見るのは同じです。あなたの命宮の土台が相手の夫妻宮の求めるものと合うか、リズムが補い合うかぶつかるか。方法は紫微斗数の相性の見方をご覧ください。並べて見えるのはすり合わせが必要な点で、点数はつけません。暮らしていけるかどうかは、二人が話し合って決めることです。

先に挙げた夫妻宮と奴僕宮のほかに、大限が父母宮を通ると家族の意見が大きくなり、遷移宮を通ると生活圏が変わり、人に見せるかどうかを場の変化に迫られて決めることになります。流年がさらにこれらの宮を照らすと、打ち明ける、家族に会う、公にする、あるいはしばらく伏せておくことも、すべて関係の出来事として表れます。時間の流れは大限と流年の見方をご覧ください。

命盤が示せるのは、親密さがどう動き、どの層でいちばん消耗するかです。あなたが誰であるかは、あなた自身が決めることです。恋愛の宮を一度確かめるなら恋愛運占いで夫妻宮と福徳宮の見方を読んでみてください。命盤を作成して、夫妻宮・福徳宮・父母宮・遷移宮にどの星があるかを確かめるところから始められます。