恋愛と結婚

夫婦占い:冷戦状態から仲直りするきっかけを夫妻宮と福徳宮で見る

紫微斗数の夫婦占いで冷戦を見ると、愛がなくなったのではなく、話が戻らなくなっている形が見えます。夫妻宮は二人が言葉を閉ざすやり方、福徳宮は冷戦中にそれぞれどう持ちこたえるかを表します。仲直りは星の性質に合わせて切り出します。

夫婦の冷戦を紫微斗数(しびとすう)の夫婦占いで見ると、命盤に表れるのは、二人がそれぞれどんな形で言葉を閉ざすかで、どちらがより冷たいかではありません。話し終えないと安心できない人もいれば、まず感情が過ぎ去らないと言葉にできない人もいて、その二人がぶつかると、どちらも口をきかなくなります。夫妻宮は、あなたが恋愛や結婚でどう気持ちを表すかを見る宮です。冷戦の多くは二人の習慣が噛み合わないことから生まれ、気持ちが減ったとは限りません。星の性質に合わせて切り出し方を探すほうが、どちらが先に謝るかを争うより効果があります。

田宅甲寅廉貞破軍官禄乙卯奴僕丙辰天府遷移丁巳天同太陰疾厄戊午武曲貪狼財帛身己未太陽巨門子女庚申天機天梁兄弟壬戌紫微七殺命癸亥父母甲子福徳乙丑天相陥夫妻宮辛酉水二局命主 巨門 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

夫婦喧嘩のあとの沈黙は、どの型か

巨門星(こもんせい)が夫妻宮にあると、言葉で関係をつなぐので、喧嘩もできるし話し合いで解決もでき、かえって絆が深くなります。いちばん消耗するのは沈黙と既読スルーです。そこに化忌が入ると言葉が鋭くなり、3年前の一言まで証拠として持ち出されます。この組み合わせの仲直りでは、また議論を始めないこと。目の前のこの一件を話し終えたら、「大事なのは私たちのことで、どちらが正しいかはそれほど大事じゃない」と一言添えましょう。

紫微星(しびせい)が夫妻宮にあると、喧嘩のとき先に話を止め、感情が過ぎてから筋道を話そうとしますが、相手はその沈黙を冷たく突き放されたと受け取ります。武曲星(ぶごくせい)は口数が少なく、七殺星(しちさつせい)は率直で、気持ちは優しいのに、指示しているように聞こえます。太陰星(たいいんせい)・天同星(てんどうせい)は世話をすることで愛を表し、不満を口にしないので、冷たさは我慢の末に生まれ、相手に察してもらうのを待っています。

天相星(てんそうせい)・天梁星(てんりょうせい)は家庭と体面を口にし、内側で傷つくまで我慢してから爆発するので、一度の破壊力が大きくなります。擎羊星(けいようせい)は爆発したらそれで終わり、陀羅星(だらせい)・鈴星(れいせい)は長く溜め込みます。冷戦が長引く命盤には後者がよく見られます。

破軍星はいちばん冷戦が苦手、四化が切り出し方を決める

破軍星(はぐんせい)が夫妻宮にあると率直で、喧嘩も仲直りも早く、冷戦にいちばん耐えられません。この組み合わせの仲直りは、一緒に手を動かせることを見つけることです。たとえば一緒に散歩に出る、一緒に台所を片づける。座って長々と反省し合うより、ずっと切り出しやすくなります。貪狼星(どんろうせい)・廉貞星(れんていせい)は、平坦さに冷戦が重なると耐えられず、関係が止まると外に刺激を求めがちですが、それはたいてい家が冷えたと感じているからで、相手を替えたいとは限りません。

化科が夫妻宮にあると体面を大事にし、冷戦が表に出ることをいちばん嫌います。言いたいことは顔を合わせて話しましょう。長いメッセージを送ると場がいっそう固まります。化権が争うのは主導権で、争いに勝っても家の中は冷えるので、仲直りの前にまず勝とうとしないことです。

化忌は執着を生み、同じ言葉をくり返します。仲直りのときは今回の件だけを扱い、昔の言い争いまでまとめて持ち出さないこと。流年(年運)でも化忌が夫妻宮に入ると、その年は出来事が多く言葉もより鋭くなるので、話し合うときはいっそう話題を小さく絞りましょう。

命宮は、何かあったとき最初に言葉を閉ざすやり方を決める

命宮は、何かあったときのあなたの最初の反応です。先に突っ込むか、先に引くか、先に筋道を話すか。それがすべて家の中に持ち込まれます。命宮が距離を求め、夫妻宮が応えてほしいと求める人は、自分の中でも引っ張り合いが起きていて、二人ならなおさらです。命宮に太陰星・天機星(てんきせい)があると、冷戦のたびに頭の中で一つの劇をまるごと演じ終えていて、相手にはあなたが黙っているようにしか見えません。命宮に七殺星・破軍星があると、あなたは言い終えたらそれで終わりだと思っていても、相手はまだ消化している途中かもしれません。結婚前は宝物を見つけたと思い、結婚後はだまされたと思うのは、たいてい場が違うだけです。外のあなたは命宮で、家の中のあなたは夫妻宮も合わせて見ます。

福徳宮:冷戦中、あなたは自分をどう落ち着かせるか

福徳宮は夫妻宮の三合で、一人のときに心を静められるかを見る宮です。冷戦がどれだけ長引くかは、福徳宮で決まることがよくあります。口をきかない数日間も普通に食べて眠れる人もいれば、冷えたとたん一晩中トーク履歴を読み返す人もいます。

天同星・太陰星が福徳宮にあると、なだめてもらう必要があり、冷戦が長引くと先に崩れるのに、口では「大丈夫」と言います。天機星が福徳宮にあると頭が止まらず、相手の沈黙からいくつもの結末を想像してしまい、考えるほど冷えていきます。七殺星・破軍星が福徳宮にあると、手が空くとかえって苛立ち、冷戦中は残業や運動、外出で自分を埋めがちで、相手にはあなたがまったく気にしていないように見えます。貪狼星が福徳宮にあると、感情に出口が必要で、家が冷えると友人や娯楽のほうに温かさを探します。

福徳宮に化忌があると心がぎゅっと握りしめられたようになり、返信のないメッセージ一つで「この関係はもう終わりかも」とまで考えます。福徳宮に化禄があると、まず自分の面倒を見てから話に戻ることができます。仲直りの前に、まず自分がここ数日よく眠れているかを確かめましょう。心が落ち着いてから切り出せば、一週間分の怒りを一度にぶつけずにすみます。

子どもと親が戦場にされやすい

子女宮や父母宮が動くと、冷戦は子どもの育て方や親との付き合い方を口実に起こりがちです。揉めているのは誰が子どもを迎えに行くか、週末にどちらの実家に帰るかでも、実は価値観の話がついていません。流年の夫妻宮が本命の子女宮や父母宮に重なる年は、子どもや親のことで特に揉めやすくなります。長い付き合いの読み方は結婚運占いで説明しています。

仲直りの一言は、長い反省文より効く

巨門星や化科が夫妻宮にあるなら、顔を合わせてこの件を話し終えたら、そこでやめます。紫微星・武曲星なら、まず時間を置いてもいいけれど、いつまた話すかを決めて、冷えたままにしないこと。太陰星・天同星の側は、どこがつらかったかを自分から先に言い、相手が察するのを待たないこと。

破軍星・七殺星なら、まず一緒に小さなことをして、リズムが戻ってから原則を話します。化権なら、今日は勝ち負けを決めに来たのではないと先に言います。化忌なら今日のこの件だけを話し、昔の言い争いは別に時間を取ります。福徳宮に化忌や天機星がある側は、まず自分がよく眠り、よく食べてから、話す時間を約束しましょう。夜中に長いメッセージを送るのはやめておきます。

日々どう愛し、どうぶつかり、どう距離を求めるかは、夫婦の付き合い方で照らし合わせてみてください。冷戦が長引き、二人とも話し合えなくなっているときは、命盤を見るより夫婦カウンセリングを受けるほうが役に立ちます。