失恋占い:告白して振られたあと、続けるか諦めるかを大限で見る
紫微斗数の失恋占いでは、告白して振られたあとの「まだ好き」と「まだ追う」を分けて見ます。好きな気持ちは福徳宮、追うかどうかは夫妻宮と化権、この先は大限と流年で読みます。命盤は断られた答えを変えるものではありません。
告白して振られたあと、まだ好きでいていいのか。失恋占いで紫微斗数(しびとすう)を使うなら、まず「まだ好き」と「まだ追う」を分けます。まだ好きなのは福徳宮の問題で、一人のときに心の中にまだその人がいる状態です。まだ追うのは夫妻宮の問題で、振られたあとにさらに近づこうとするかどうかです。どちらもつらいものですが、見る宮が違い、向き合い方も違います。命盤で相手の答えを変えることはできません。見られるのは、今回振られて手放せずにいるのが、プライドなのか、執着なのか、心にぽっかり空いた穴なのかということです。
振られた後の占い:まだ好きなのか、まだ追いたいのか
福徳宮は、一人のときに心が落ち着いているかを見る宮です。太陰星(たいいんせい)や天同星(てんどうせい)がここにあると、振られたあと夜にトーク履歴を読み返し、言えなかった言葉を心の中で何度も書き直しがちです。貪狼星(どんろうせい)が福徳宮にあると、手放せないのは最初のときめきで、相手はもう断っているのに、自分の心はまだ熱いままです。
福徳宮に化忌がある、あるいは陀羅星(だらせい)が近くにあると、執着がほどけるのに時間がかかり、好きでいることが毎日自分をすり減らすことになりがちです。七殺星(しちさつせい)や破軍星(はぐんせい)が福徳宮にあると、手が空くほど落ち着かず、行き場のない気持ちが行動になって出ます。メッセージを送る、相手が来そうな場所に行く、もう一度聞いてみる、といった行動に出てしまうと、それはもう追っている状態です。
夫妻宮は、恋愛で人にどう近づくかを見る宮です。天同星・太陰星・天梁星(てんりょうせい)が夫妻宮にあると、もともと告白が遅く、振られたあとも「もう少し親しくなれば」を理由に関係にとどまりがちです。七殺星・破軍星・貪狼星が夫妻宮にあると、引き延ばしに耐えられず、断られたことを終わりと受け取っていなければ、次はもっと強く追い、相手には圧力しか伝わりません。
巨門星(こもんせい)が夫妻宮にあるなら、大事なのは言葉ではっきりさせることです。振られたあといちばん役に立つのは、この関係をきちんと締めくくることで、同じ質問を言い方だけ変えてもう一度聞くことではありません。夫妻宮に化忌があると、同じことがくり返されやすくなります。振られるほど強くしがみつき、しがみつくほどまた断られてしまう。これはあなたの習慣で、この相手に限った話とは限りません。
まだ好きだからといって、この恋にまだ見込みがあるとは限りません。相手が断ったということは、相手は今あなたと付き合うつもりがないということです。断られたことを挑戦として受け取ると、化権がこの出来事を恋愛から勝ち負けへ変えてしまいます。
告白して振られたあと、プライドはどう動くか:命宮と化権
命宮はあなたの最初の反応を見ます。紫微星(しびせい)や廉貞星(れんていせい)が命宮にあると、いちばんつらいのは「選ばれなかった」ことで、まだ好きな気持ちには悔しさが混ざりがちです。七殺星・破軍星が命宮にあると、振られてもすぐ背を向けられるのに、心の中では納得できません。告白は言い終えたのに引っかかっているなら、それは勝ち負けの問題です。
天機星(てんきせい)・太陰星が命宮にあると、心の中で何度も反省し、相手より自分に厳しくなります。太陽星(たいようせい)が命宮にあると、見てもらえることを大事にするので、振られた落ち込みが大きく、人前で挽回したくなりがちですが、それはたいていプライドの問題です。
化権が命宮か夫妻宮にあると、振られたあと、誰が先に手を離すか、誰が離さないかが張り合いになります。振られたのにまだ追いたいとき、多くは化権が働いていて、負けられないと感じています。化科は体面を大事にするので、関係を「ふつうに付き合える友人」として収めるのに向いており、共通の友人の前でもう一度告白するのには向きません。
化禄が夫妻宮を照らしていると、まだ見込みがあるように見え、「まだ話せる」を「もう一度聞けば受け入れてくれる」と読み違えやすくなります。化忌はどこにあるかで意味が違います。福徳宮の化忌は心の空白、夫妻宮の化忌は恋愛の古い課題がまだ解けていないこと、命宮の化忌は自分自身がこの出来事に引っかかっていることです。四化の読み方は四化とはを参照してください。
天姚星(てんようせい)が恋愛に関わる宮の近くにあると、二人の間の雰囲気はまだ残っていて、振られたあとも、言葉にしにくい親しさが続くことがあります。それはお互いにまだ惹かれる部分があるというだけで、相手の答えは変わっていません。咸池星(かんちせい)や天喜星(てんきせい)といった桃花の星(恋愛や人気に関わる星)が明るいのに夫妻宮が動いていないなら、好かれている感覚はあっても関係に名前はなく、好きでい続けると曖昧な関係になりやすい形です。出会いの場と境界は恋愛運占いで説明しています。
流年が関係の出来事を照らすとき
流年(年運)の夫妻宮が紅鸞星(こうらんせい)・天喜星に当たる年や、流年の四化が夫妻宮に入る年は、振られたあともまた顔を合わせる、友人にその話を振られる、自分がまた言いたくなる、ということが起こりえます。これは、この一年はこの関係にまだ続きがあるというだけで、その続きは、話をきちんと締めくくることかもしれないし、もう一度断られることかもしれません。
流年の化科は、集まりや改まった場で顔を合わせたとき、言い残したことが持ち出されやすくなります。きちんと締めくくるのに向いていて、もう一度賭けるのには向きません。流年の化忌は、メッセージを何度も見る、既読の時間が気になる、夜眠れないといったことが増え、この年にもう一度追うのがいちばん傷つきます。流年の化権は、どちらが先に折れるかが勝ち負けになり、振られた側がこの年に挽回したくなりやすい形です。
大限(10年運)が夫妻宮を通っているなら、この10年はもともと恋愛の出来事が多い時期です。今回振られたことは、自分の近づき方を見直す機会にできますが、粘り続けてもうまくいくとは限りません。大限がすでに官禄宮や財帛宮に移っているなら、重心は恋愛になく、好きな気持ちは心の中にとどまりやすく、次の告白にはつながりにくいでしょう。時間の重なり方は大限と流年の見方で説明しています。紅鸞星・天喜星だけを見て相手が考えを変えるのを待つと、一時の雰囲気を結果と取り違えやすくなります。
好きでい続ける負担は、福徳宮が支えられるかで決まる
追わずに好きでい続けられる人は、たいてい福徳宮がまだもちこたえています。一人の時間を過ごせていて、振られたことで自分を否定していない状態です。それなら相手の答えを受け入れ、相手を「やり遂げるべきこと」として扱うのをやめられます。追うのをやめたほうがいいのは、次のような場合です。化権のせいで勝ちたいだけになっている、夫妻宮が「振られるほどしがみつく」形を示している、福徳宮の化忌で毎日同じことを考え続けている、流年がまた同じことをくり返させている、といった場合です。
追うのをやめることは相手への罰ではなく、あなたの気持ちが足りないという意味でもありません。時間を自分のために残すだけです。相手は断りました。あなたが変えられるのは自分の恋愛の仕方で、それを同じ一人の相手にだけ向ける必要はありません。
まだ好きな気持ちとまだ追いたい気持ちを分けて見たいときは、恋愛運占いと照らし合わせて福徳宮と夫妻宮の位置を確かめてください。命盤を作成したら、命宮・夫妻宮・福徳宮にそれぞれどの星と四化があるかを確認しましょう。